Mozilla Firefox および Thunderbird はバージョン 8.0 に更新され、複数のセキュリティの脆弱性が修正されました：

- MFSA 2011-52 - NoWaiverWrapper によるコード実行（CVE-2011-3655）

- MFSA 2011-51 - Intel GPU が搭載されている Mac でのクロスオリジン画像の窃盗（CVE-2011-3653）

- MFSA 2011-50 - キャンバスおよび Windows D2D を使用したクロスオリジンデータの窃盗（CVE-2011-3649）

- MFSA 2011-49 - Firebug を使用するプロファイリング中のメモリ破損（CVE-2011-3650）

- MFSA 2011-48 - 様々なメモリ安全性の問題（rv:8.0）（CVE-2011-3651、CVE-2011-3652、CVE-2011-3654）

- MFSA 2011-47 - Shift-JIS を使用しているサイトに対する XSS の可能性（CVE-2011-3648）

mozilla-nss のバージョン 3.13.1 へのこの更新により、以下の問題が修正されます：

- DigiCert Sdn. Bhd を明示的に信頼しませんBhd （bmo#698753）

- SHA-224 サポートの強化（bmo#647706）

- 3.13 で導入された回帰（状況によってハングアップを引き起す）を修正します（bmo#693228）

- SSL 2.0 はデフォルトで無効になっています。

- Rizzo と Duong によって実証された、SSL 3.0 および TLS 1.0 CBC 選択の平文攻撃（CVE-2011-3389）に対する防御が、デフォルトで有効になっています。SSL_CBC_RANDOM_IV SSL オプションを PR_FALSE に設定すると、無効にできます。

- SHA-224 をサポート

- PORT_ErrorToString および PORT_ErrorToName を追加して、エラーメッセージと NSS エラーコードの識別名を返します

- NSS_GetVersion を追加して NSS バージョン文字列を返します

- RSA-PSS の実験的サポートを softoken にのみ追加します

- NSS_NoDB_Init は、/pkcs11.txt および /secmod.db のオープンを今後試みません（bmo#641052）

インストールされているThunderbirdのバージョンが8.0より前であるため、次のセキュリティの問題による影響を受ける可能性があります:

  - 特定の無効なシーケンスが、「Shift-JIS」エンコーディングで適切に処理されず、これによってクロスサイトスクプティング攻撃が可能になることがあります。（CVE-2011-3648）

  - 「Azure」グラフィックス機能性の追加により、 CVE-2011-2986で以前に説明されたクロスオリジンの情報漏洩問題が再発しました。（CVE-2011-3649）

  - 多数の関数がある JavaScript ファイルをプロファイリングすると、アプリケーションがクラッシュすることがあります。APIのデバッグを使用していない場合でも、この動作をトリガーできることがありす。（CVE-2011-3650）

  - 複数のメモリの安全性に関する問題が存在します。（CVE-2011-3651）

  - メモリ割り当てがチェックされない問題により、アプリケーションがクラッシュする可能性があります。（CVE-2011-3652）

  - WebGLグラフィックスおよびGPUドライバーの問題により、クロスオリジンの画像窃盗が可能になることがあります。（CVE-2011-3653）

  - SVG以外の要素にリンクされているSVG「mpath」に関連して、エラーが存在します。これにより悪用できるアプリケーションクラッシュが発生する可能性があります。（CVE-2011-3654）

  - 内部権限チェックでのエラーにより、Web コンテンツによる昇格した権限の取得が可能になることがあります。
    (CVE-2011-3655)

インストールされている Firefox が 8.0 より前のバージョンであるため、次のセキュリティの問題により影響を受ける可能性があります：

  - 特定の無効シーケンスが、「Shift-JIS」エンコーディングで適切に処理されません。これにより、クロスサイトスクリプティング攻撃が可能になることがあります。（CVE-2011-3648）

  - 多数の関数がある JavaScript ファイルをプロファイリングすると、アプリケーションがクラッシュすることがあります。APIのデバッグを使用していない場合でも、この動作をトリガーできることがありす。（CVE-2011-3650）

  - 複数のメモリの安全性に関する問題が存在します。（CVE-2011-3651）

  - メモリ割り当てがチェックされない問題により、アプリケーションがクラッシュする可能性があります。（CVE-2011-3652）

  - WebGLグラフィックスおよびGPUドライバーの問題により、クロスオリジンの画像窃盗が可能になることがあります。（CVE-2011-3653）

  - SVG以外の要素にリンクされているSVG「mpath」に関連するエラーが存在します。これにより悪用できるアプリケーションクラッシュが発生する可能性があります。（CVE-2011-3654）

  - 内部権限チェックでのエラーにより、Web コンテンツによる昇格した権限の取得が可能になることがあります。
    （CVE-2011-3655）

SeaMonkey が、以下のセキュリティ問題を修正するため、バージョン 2.5 に更新されました。

- MFSA 2011-47/CVE-2011-3648（bmo#690225）Shift-JIS を使用しているサイトに対する XSS の可能性

- MFSA 2011-48/CVE-2011-3651/CVE-2011-3652/CVE-2011-3654 さまざまなメモリ安全性の問題

- MFSA 2011-49/CVE-2011-3650（bmo#674776）Firebug を使用したプロファイルメモリ破損

- MFSA 2011-52/CVE-2011-3655（bmo#672182）NoWaiverWrapper からのコード実行

SeaMonkey が、以下のセキュリティ問題を修正するため、バージョン 2.5 に更新されました。

dbg114-seamonkey-5487 new_updateinfo seamonkey-5487 MFSA 2011-47/CVE-2011-3648（bmo#690225）Shift-JIS を使用しているサイトに対する XSS の可能性

dbg114-seamonkey-5487 new_updateinfo seamonkey-5487 MFSA 2011-48/CVE-2011-3651/CVE-2011-3652/CVE-2011-3654 さまざまなメモリの安全性に関する問題

dbg114-seamonkey-5487 new_updateinfo seamonkey-5487 MFSA 2011-49/CVE-2011-3650（bmo#674776）Firebug を使用したプロファイルメモリ破損

dbg114-seamonkey-5487 new_updateinfo seamonkey-5487 MFSA 2011-52/CVE-2011-3655（bmo#672182）NoWaiverWrapper　によるコード実行

Thunderbird バージョン 7.x がインストールされている場合、次のセキュリティの問題による影響を受けます。

  - 特定の無効シーケンスが、「Shift-JIS」エンコーディングで適切に処理されません。これにより、クロスサイトスクリプティング攻撃が可能になることがあります。（CVE-2011-3648）

  - 多数の関数がある JavaScript ファイルをプロファイリングすると、アプリケーションがクラッシュすることがあります。APIのデバッグを使用していない場合でも、この動作をトリガーできることがありす。（CVE-2011-3650）

  - 複数のメモリの安全性に関する問題が存在します。（CVE-2011-3651）

  - メモリ割り当てがチェックされない問題により、アプリケーションがクラッシュする可能性があります。（CVE-2011-3652）

  - WebGLグラフィックスおよびGPUドライバーの問題により、クロスオリジンの画像窃盗が可能になることがあります。（CVE-2011-3653）

  - SVG以外の要素にリンクされているSVG「mpath」に関連するエラーが存在します。これにより悪用できるアプリケーションクラッシュが発生する可能性があります。（CVE-2011-3654）

  - 内部権限チェックでのエラーにより、Web コンテンツによる昇格した権限の取得が可能になることがあります。
    （CVE-2011-3655）

Mozilla プロジェクトによる報告：

MFSA 2011-46 loadSubScript による XPCNativeWrapper スコープパラメーターのラップ解除（1.9.2 ブランチ）

MFSA 2011-47 Shift-JIS を使用しているサイトに対する XSS の可能性

MFSA 2011-48 様々なメモリ安全性の問題（rv: 8.0）

MFSA 2011-49 Firebug を使用するプロファイリング中のメモリ破損

MFSA 2011-50 キャンバスおよび Windows D2D を使用したクロスオリジンデータの窃盗

MFSA 2011-51 統合 Intel GPU のある Mac でのクロスオリジン画像の窃盗

MFSA 2011-52 NoWaiverWrapper によるコード実行

インストールされている Firefox が 8.0 より前のバージョンであるため、次のセキュリティの問題により影響を受ける可能性があります：

  - 特定の無効なシーケンスが、「Shift-JIS」エンコーディングで適切に処理されず、これによってクロスサイトスクプティング攻撃が可能になることがあります。（CVE-2011-3648）

  - 「Azure」グラフィックス機能性の追加により、 CVE-2011-2986で以前に説明されたクロスオリジンの情報漏洩問題が再発しました。（CVE-2011-3649）

  - 多数の関数がある JavaScript ファイルをプロファイリングすると、アプリケーションがクラッシュすることがあります。APIのデバッグを使用していない場合でも、この動作をトリガーできることがありす。（CVE-2011-3650）

  - 複数のメモリの安全性に関する問題が存在します。（CVE-2011-3651）

  - メモリ割り当てがチェックされない問題により、アプリケーションがクラッシュする可能性があります。（CVE-2011-3652）

  - WebGLグラフィックスおよびGPUドライバーの問題により、クロスオリジンの画像窃盗が可能になることがあります。（CVE-2011-3653）

  - SVG 以外の要素にリンクされている SVG「mpath」に関連して、エラーが存在します。これにより悪用できるアプリケーションクラッシュが発生する可能性があります。（CVE-2011-3654）

  - 内部権限チェックでのエラーにより、Web コンテンツによる昇格した権限の取得が可能になることがあります。
    (CVE-2011-3655)

Mozilla Firefox がバージョン 1.9.2.24（bnc#728520）に更新されて、以下のセキュリティ問題が修正されます：

-（bmo#680880）loadSubScript が XPCNativeWrapper の scope パラメーターをラップ解除します。（MFSA 2011-46/CVE-2011-3647）

-（bmo#690225）Shift-JIS を使用しているサイトに対する XSS の可能性。（MFSA 2011-47/CVE-2011-3648）

-（bmo#674776）Firebug を使用するプロファイリング中のメモリ破損。（MFSA 2011-49/CVE-2011-3650）

リモートホストは、GLSA-201301-01 で説明されている脆弱性の影響を受けます（Mozilla 製品：複数の脆弱性）

Mozilla Firefox、Thunderbird、SeaMonkey、NSS、GNU IceCat、および XULRunner に、複数の脆弱性が発見されました。詳細については、以下で参照されている CVE 識別子をレビューしてください。
 影響：

リモートの攻撃者が、ユーザーを誘導し、特別に細工された Web ページやメールを表示させることができた場合、任意のコードを実行したり、サービス拒否状態を発生させたりする可能性があります。さらに、リモートの攻撃者が中間者攻撃の実行、機密情報の取得、制限および保護メカニズムのバイパス、ファイルダウンロードの強制、XML インジェクション攻撃の実行、XSS 攻撃の実行、同一生成元ポリシーのバイパス、フィッシング攻撃のための URL の偽装、縦スクロールの誘発、ロケーションバーの偽装、SSL インジケーターの偽装、ブラウザのフォントの変更、クリックジャッキング攻撃の実行を引き起こしたり、またはその他の詳細不明な影響を与えたりする可能性があります。
 ローカルの攻撃者が、昇格された権限を取得したり、機密情報を取得したり、またはダウンロードされた任意のファイルを置き換えたりする可能性があります。
 回避策：

現時点で、既知の回避策はありません。

ID	名前	製品	ファミリー	公開日	更新日	深刻度
74542	openSUSE セキュリティ更新：firefox / thunderbird（openSUSE-2011-9）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2014/6/13	2021/1/14	critical
57226	SuSE 10 セキュリティ更新：mozilla-nss（ZYPP パッチ番号 7842）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2011/12/13	2022/12/5	critical
56753	Mozilla Thunderbird < 8.0 の複数の脆弱性	Nessus	Windows	2011/11/9	2018/7/16	high
56756	Firefox < 8.0 の複数の脆弱性（Mac OS X）	Nessus	MacOS X Local Security Checks	2011/11/9	2018/7/14	high
75743	openSUSE セキュリティ更新：seamonkey（openSUSE-SU-2011:1290-1）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2014/6/13	2021/1/14	critical
76024	openSUSE セキュリティ更新：seamonkey（openSUSE-SU-2011:1290-1）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2014/6/13	2021/1/19	critical
56758	Thunderbird 7.x の複数の脆弱性（Mac OS X）	Nessus	MacOS X Local Security Checks	2011/11/9	2018/7/14	high
56762	FreeBSD：mozilla -- 複数の脆弱性（6c8ad3e8-0a30-11e1-9580-4061862b8c22）	Nessus	FreeBSD Local Security Checks	2011/11/10	2021/1/6	critical
56751	Firefox < 8.0複数の脆弱性	Nessus	Windows	2011/11/9	2018/7/16	high
57084	SuSE 11.1 セキュリティ更新：Mozilla Firefox（SAT パッチ番号 5429）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2011/12/13	2021/1/19	critical
63402	GLSA-201301-01：Mozilla 製品：複数の脆弱性（BEAST）	Nessus	Gentoo Local Security Checks	2013/1/8	2022/12/5	critical

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