リモートの Ubuntu 20.04 LTS / 22.04 LTS ホストには、USN-6821-2 のアドバイザリに記載された複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

    Linux カーネルの ATA over Ethernet (AoE) ドライバーに、メモリ解放後使用 (Use After Free) の脆弱性を引き起こす競合状態があることがわかりました。攻撃者がこれを悪用して、サービス拒否を引き起こしたり、任意のコードを実行したりする可能性があります。(CVE-2023-6270)

    Atheros 802.11ac ワイヤレスドライバーが特定のデータ構造を適切に検証せず、NULL ポインターデリファレンスを引き起こすことがわかりました。攻撃者がこれを利用して、サービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2023-7042)

    Linux カーネルの HugeTLB ファイルシステムコンポーネントに、NULL ポインターデリファレンスの脆弱性があることがわかりました。特権を持つ攻撃者がこれを悪用して、サービス拒否を引き起こす可能性があります。
    (CVE-2024-0841)

    Yuxuan Hu 氏は、Linux カーネルの Bluetooth RFCOMM プロトコルドライバーに競合状態があり、NULL ポインターデリファレンスを引き起こす可能性があることを発見しました。攻撃者がこれを悪用して、サービス拒否 (システムクラッシュ) を引き起こす可能性があります。(CVE-2024-22099)

    デバイスを停止するときに、Linux カーネルの MediaTek SoC Gigabit Ethernet ドライバーに競合状態があることがわかりました。ローカルの攻撃者がこれを悪用して、サービス拒否 (デバイスの無効化) を引き起こす可能性があります。(CVE-2024-27432) 

    Linux カーネルで、いくつかのセキュリティ上の問題が検出されました。攻撃者がこれらを使用して、システムを侵害する可能性があります。この更新では、以下のサブシステムの欠陥を修正しました。

    - ARM32 アーキテクチャ

    - RISC-V アーキテクチャ

    - x86 アーキテクチャ

    - ACPI ドライバー

    - ブロック層のサブシステム

    - クロックフレームワークおよびドライバー

    - CPU 周波数スケーリングフレームワーク

    - 暗号化 API

    - DMA エンジンサブシステム

    - EFI コア

    - GPU ドライバー

    - InfiniBand ドライバー

    - IOMMU サブシステム

    - 複数のデバイスのドライバー

    - メディアドライバー

    - MMC サブシステム

    - ネットワークドライバー

    - NTB ドライバー

    - NVME ドライバー

    - PCI サブシステム

    - MediaTek PM ドメイン

    - 電源ドライバー

    - SPI サブシステム

    - メディアステージングドライバー

    - TCM サブシステム

    - USB サブシステム

    - フレームバッファレイヤー

    - AFS ファイルシステム

    - ファイルシステムインフラ

    - BTRFS ファイルシステム

    - EROFS ファイルシステム

    - Ext4 ファイルシステム

    - F2FS ファイルシステム

    - ネットワークファイルシステムクライアント

    - NTFS3 ファイルシステム

    - Diskquota システム

    - SMB ネットワークファイルシステム

    - BPF サブシステム

    - Netfilter

    - TLS プロトコル

    - io_uring サブシステム

    - Bluetooth サブシステム

    - メモリ管理

    - イーサネットブリッジ

    - Networking コア

    - HSR ネットワークプロトコル

    - IPv4 ネットワーキング

    - IPv6 ネットワーキング

    - L2TP プロトコル

    - MAC80211 サブシステム

    - マルチパス TCP

    - Netlink

    - NET/ROM レイヤー

    - パケットソケット

    - RDS プロトコル

    - Sun RPC プロトコル

    - Unix ドメインソケット

    - ワイヤレスネットワーキング

    - USB サウンドデバイス (CVE-2024-26877、CVE-2024-35829、CVE-2024-26737、CVE-2024-27075、CVE-2024-27414、CVE-2024-27053、CVE-2024-26889、CVE-2024-26792、CVE-2024-26882、CVE-2024-26906、CVE-2024-26851、CVE-2024-27037、CVE-2024-26782、CVE-2024-27388、CVE-2024-26748、CVE-2024-27419、CVE-2024-27034、CVE-2023-52662、CVE-2024-27047、CVE-2024-26874、CVE-2024-26779、CVE-2024-26872、CVE-2024-26820、CVE-2024-35811、CVE-2024-26771、CVE-2024-26733、CVE-2024-26903、CVE-2024-26736、CVE-2024-26870、CVE-2024-26883、CVE-2024-27403、CVE-2024-26878、CVE-2024-26857、CVE-2023-52645、CVE-2024-26601、CVE-2024-26891、CVE-2024-27028、CVE-2024-27054、CVE-2024-26804、CVE-2024-27405、CVE-2024-35830、CVE-2024-26898、CVE-2024-26754、CVE-2024-26793、CVE-2024-26747、CVE-2024-26901、CVE-2023-52652、CVE-2023-52650、CVE-2024-26651、CVE-2024-26816、CVE-2024-35845、CVE-2024-26862、CVE-2024-26884、CVE-2024-26752、CVE-2024-26852、CVE-2023-52656、CVE-2024-26790、CVE-2024-26603、CVE-2024-27078、CVE-2024-26802、CVE-2024-27045、CVE-2024-27024、CVE-2024-27073、CVE-2024-26585、CVE-2024-26894、CVE-2024-26583、CVE-2024-27416、CVE-2024-27431、CVE-2024-35844、CVE-2024-26838、CVE-2024-27410、CVE-2024-26915、CVE-2024-26772、CVE-2024-26897、CVE-2024-26798、CVE-2024-27415、CVE-2024-26855、CVE-2024-26833、CVE-2024-26764、CVE-2024-26659、CVE-2024-26846、CVE-2024-26895、CVE-2023-52644、CVE-2024-26751、CVE-2024-26880、CVE-2024-26863、CVE-2024-26809、CVE-2024-27052、CVE-2024-27051、CVE-2024-26907、CVE-2024-27413、CVE-2024-26801、CVE-2023-52620、CVE-2024-26749、CVE-2024-26787、CVE-2024-27046、CVE-2024-26803、CVE-2024-26744、CVE-2024-26879、CVE-2024-27432、CVE-2024-27412、CVE-2024-26791、CVE-2024-26773、CVE-2023-52640、CVE-2024-26778、CVE-2024-26859、CVE-2024-27044、CVE-2024-26788、CVE-2024-27077、CVE-2024-26750、CVE-2024-26861、CVE-2023-52434、CVE-2024-26774、CVE-2024-26795、CVE-2024-26856、CVE-2024-27043、CVE-2024-27039、CVE-2024-26777、CVE-2024-27030、CVE-2024-26584、CVE-2024-26735、CVE-2024-26805、CVE-2024-26766、CVE-2024-26763、CVE-2024-27065、CVE-2023-52641、CVE-2024-27417、CVE-2023-52497、CVE-2023-52447、CVE-2024-26769、CVE-2024-26843、CVE-2024-26881、CVE-2024-26688、CVE-2024-26743、CVE-2024-27038、CVE-2024-27390、CVE-2024-27436、CVE-2024-26839、CVE-2024-27074、CVE-2024-26840、CVE-2024-27076、CVE-2024-26835、CVE-2024-26885、CVE-2024-26776、CVE-2024-26845、CVE-2024-26875、CVE-2024-35828)

Tenable は、前述の説明ブロックを Ubuntu セキュリティアドバイザリからすでに直接抽出しています。

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

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