リモートホストは、GLSA-201203-21 で説明されている脆弱性による影響を受けます（Asterisk：複数の脆弱性）

Asterisk に 2 つの脆弱性が見つかりました：
app_milliwatt.c の「milliwatt_generate()」関数はスタックオーバーランに対して脆弱です（AST-2012-002）。
 Utils.c の「ast_parse_digest()」関数はスタックベースのバッファオーバーフローに対して脆弱です（AST-2012-003）。
 影響：

認証されていないリモートの攻撃者が、任意のコードを実行したり、またはサービス拒否状態を引き起こしたりする可能性があります。
 回避策：

現時点で、既知の回避策はありません。

Asterisk 開発チームは、Asterisk 1.6.2、1.8、および 10 に対して、セキュリティリリースを発表しています。入手できるセキュリティリリースは、バージョン 1.6.2.24、1.8.11.1、および 10.3.1 としてリリースされます。

これらのリリースは、http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/asterisk/releases からすぐにダウンロード可能です。

Asterisk 1.6.2.24、1.8.11.1、および 10.3.1 のリリースは、次の 2 つの問題を解決します：

- Asterisk Manager Interface での、権限昇格の脆弱性。これにより、認証されているリモートユーザーは、Asterisk アプリケーションを実行しているユーザーの権限で、システムシェルでコマンドを実行できる場合があります。

- Skinny Channel ドライバーでの、ヒープオーバーフローの脆弱性。キーパッドボタンのメッセージイベントでは、受信した数字を長さが固定されたバッファの最後部に付加する前に、そのバッファの長さをチェックすることに失敗していました。認証されているリモートユーザーは、キーパッドボタンのメッセージイベントを送信する可能性があり、バッファがオーバーランする場合があります。

さらに、Asterisk 1.8.11.1 および 10.3.1 のリリースでは、次の問題を解決しています：

- UPDATE リクエストを処理する際の、SIP チャネルドライバーでのリモートクラッシュの脆弱性。チャネルが打ち切られてから、関連する SIP ダイアログの破壊が確定するまでに、接続された回線を更新することを示す SIP UPDATE リクエストを受信した場合、Asterisk は、存在しないチャネルで接続された回線を更新してみることがあるため、クラッシュを引き起こす場合があります。

これらの問題とその解決策は、セキュリティアドバイザリで説明されています。

これらの脆弱性の詳細については、この発表と同時にリリースされた、セキュリティアドバイザリ AST-2012-004、AST-2012-005、および AST-2012-006 をご覧ください。

現リリースの変更一覧については、次の変更ログを参照してください：

http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/asterisk/releases/ChangeLog-1.6.2.24 http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/asterisk/releases/ChangeLog-1.8.11.1 http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/asterisk/releases/ChangeLog-10.3.1

以下の URL でセキュリティアドバイザリは現在利用可能です：

- http://downloads.asterisk.org/pub/security/AST-2012-004。
 pdf

- http://downloads.asterisk.org/pub/security/AST-2012-005.pdf

- http://downloads.asterisk.org/pub/security/AST-2012-006.pdf

1.8.11.0 への更新、1.8.10.1 への更新：2 つのセキュリティ脆弱性の修正。

注意：Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを Fedora セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

1.8.10.1 へアップデート：2 つのセキュリティ脆弱性の修正。Asterisk 開発チームは、Asterisk 1.4、1.6.2 および 1.8 に対して、セキュリティリリースを発表しました。利用可能なセキュリティリリースは、バージョン 1.4.43、1.6.2.21 および 1.8.7.2 としてリリースされます。

これらのリリースは、http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/asterisk/releases からすぐにダウンロード可能です。

Asterisk バージョン 1.4.43、1.6.2.21、および 1.8.7.2 のリリースは、個別の NAT 設定を持つ SIP エンドポイントの潜在的なリモート列挙の問題を解決します。

Asterisk バージョン 1.6.2.21 および 1.8.7.2 のリリースは、「automon」機能が有効になっている場合、SIP での潜在的なリモートクラッシュを解決します。

この問題とその解決策は、AST-2011-013 および AST-2011-014 セキュリティアドバイザリで説明されています。

これらの脆弱性の詳細については、この発表と同時にリリースされた、セキュリティアドバイザリ AST-2011-013 および AST-2011-014 をご覧ください。

現リリースの変更一覧については、次の変更ログを参照してください：

http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/asterisk/releases/ChangeLog-1.4.43 http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/asterisk/releases/ChangeLog-1.6.2.21 http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/asterisk/releases/ChangeLog-1.8.7.2

セキュリティアドバイザリ AST-2011-013 は以下で入手できます：

- http://downloads.asterisk.org/pub/security/AST-2011-013
 pdf

セキュリティアドバイザリ AST-2011-014 は以下で入手できます：

- http://downloads.asterisk.org/pub/security/AST-2011-014
 pdf

注意：Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを Fedora セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

SIP バナーでのバージョンによると、リモートホストで実行中の Asterisk のバージョンは、ある脆弱性の影響を受ける可能性があります。これにより、リモートの攻撃者は、HTTP Digest Authentication 用の任意の長い文字列の値を送信することで、サーバーをクラッシュさせるか、任意のコードを注入できる可能性があります。

1.8.10.1 へアップデート：2 つのセキュリティ脆弱性の修正。

注意：Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを Fedora セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

2 つのセキュリティ脆弱性を修正する 10.2.1 に更新してください。

注意：Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを Fedora セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

ID	名前	製品	ファミリー	公開日	更新日	深刻度
59613	GLSA-201203-21：Asterisk：複数の脆弱性	Nessus	Gentoo Local Security Checks	2012/6/21	2021/1/6	high
59002	Fedora 17：asterisk-10.3.1-1.fc17（2012-6704）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2012/5/7	2021/1/11	high
58549	Fedora 15：asterisk-1.8.10.1-1.fc15（2012-4259）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2012/4/2	2021/1/11	high
58433	Asterisk ast_parse_digest Function HTTP Digest Authentication 文字列解析のリモートオーバーフロー（AST-2012-003）	Nessus	Misc.	2012/3/22	2022/4/11	critical
58550	Fedora 16：asterisk-1.8.10.1-1.fc16（2012-4318）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2012/4/2	2021/1/11	high
58691	Fedora 17：asterisk-10.2.1-1.fc17（2012-4230）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2012/4/12	2021/1/11	high
58981	Fedora 16：asterisk-1.8.11.1-1.fc16（2012-6612）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2012/5/4	2021/1/11	high

検出

プラグインの検索

high

high

high

critical

high

high

high