collectdの更新プログラムがRed Hat Enterprise Linux 7のRed Hat Gluster Storage 3.4で利用可能になりました。Red Hat製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度中と評価しています。詳細な重要度評価を示すCVSS（共通脆弱性評価システム）ベーススコアは、「参照」セクションでCVEリンクから脆弱性ごとに入手できます。collectdはホストベースのシステム統計収集デーモンで、オペレーティングシステム、アプリケーション、ログファイル、デバイス、ストレージクラスターなど、さまざまなソースから指標を定期的に読み取ります。デーモンはファイルを更新するたびに起動するということがないため、システムのフットプリントが小さくなります。Red Hat Gluster Storage Web Administration 3.4では、collectdサービスがRed Hat Gluster Storageクラスターから指標を収集します。更新済みのcollectdパッケージには、以下のセキュリティバグ修正が含まれています。セキュリティ修正プログラム：* collectd：parse_packet()関数とparse_part_sign_sha256()関数の不適切なやりとりによる無限ループ（CVE-2017-7401）* collectd：snmp.cのcsnmp_read_table関数の二重解放（CVE-2017-16820）影響、CVSSスコア、その他の関連情報を含むセキュリティ問題の詳細については、「参照」セクションに記載されているCVEのページを参照してください。この更新されたパッケージには多数のバグ修正と拡張機能が含まれており、「参照」でリンクされているリリースノートに詳細が記載されています。sendmailのすべてのユーザーには、これらの更新済みパッケージにアップグレードし、これらの問題を解決することをお勧めします。

collectdの更新プログラムが、RHEL-7のRHEV 4.X RHEV-Hおよびエージェント、RHEV Engineバージョン4.1で利用可能になりました。Red Hat製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度中と評価しています。詳細な重要度評価を示すCVSS（共通脆弱性評価システム）ベーススコアは、「参照」セクションでCVEリンクから脆弱性ごとに入手できます。collectdは小さなC言語デーモンです。さまざまなシステム指標を定期的に読み取り、RRDファイルを更新します（必要に応じて作成します）。デーモンはファイルを更新するたびに起動しないため、システムのフットプリントが小さくなります。collectd（5.7.1）のパッケージが新しいアップストリームバージョンにアップグレードされました。（BZ#1446472）セキュリティ修正プログラム：* collectdには、parse_packet()関数とparse_part_sign_sha256()関数がどのように相互作用するかによって無限ループが含まれます。collectdのインスタンスが「SecurityLevel None」と空の「AuthFile」オプションで構成されている場合、攻撃者が無限ループをトリガーする細工されたUDPパケットを送信し、サービス拒否を引き起こす可能性があります。（CVE-2017-7401）

marcinguyによる報告:

このペイロードを送信すると、collectdが大量のCPUリソースを消費するpacket_parseで無限のwhile()ループに入り、そのうちクラッシュ/強制終了される可能性があります。

CVE-2017-7401 collectdを修正します：parse_packet()関数とparse_part_sign_sha256()関数の不適切な相互作用による無限ループ。これは、ネットワークプラグインのバグです。

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをFedora更新システムのWebサイトから直接抽出しています。
Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

parse_packet()関数とparse_part_sign_sha256()関数の不適切な相互作用による無限ループ：

collectdには、parse_packet関数とparse_part_sign_sha256()関数がどのように相互作用するかによる無限ループが含まれます。collectdのインスタンスが「SecurityLevel None」と空の「AuthFile」オプションで構成されている場合、攻撃者が無限ループをトリガーする細工されたUDPパケットを送信し、サービス拒否を引き起こす可能性があります。
(CVE-2017-7401)

リモートの Ubuntu 16.04 ESM ホストには、USN-4793-1のアドバイザリに記載された複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

  - collectd の 5.4.3 より前、5.5.2より前の 5.x の network.c にある parse_packet 関数のヒープベースのバッファオーバーフローにより、リモートの攻撃者が、細工されたネットワークパケットを介して、サービス拒否 (デーモンのクラッシュ) を引き起こしたり、任意のコードを実行したりする可能性があります。(CVE-2016-6254)

  - 5.6.3 より前の collectd の SNMP プラグインにある snmp.c の csnmp_read_table 関数は、特定のエラーの場合に二重解放の影響を受け、クラッシュする (またはその他の影響を受ける) 可能性があります。
    (CVE-2017-16820)

  - collectd の 5.7.1 以前の network.c の parse_packet() および parse_part_sign_sha256() 関数の不適切なやり取りにより、リモートの攻撃者が、細工された UDP パケットを介して collectd インスタンス (SecurityLevel None と空の AuthFile オプションで構成された) のサービス拒否 (無限ループ) を引き起こす可能があります。(CVE-2017-7401)

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

統計情報の収集および監視を行うデーモンであるcollectdに無限ループの脆弱性があることが発見されました。

AuthFileオプションなしで構成されたインスタンスが正しい「署名部分」を受信すると、次の未処理のパーツへのポインターインクリメントがないため、parse_packetルーチンで無限ループが発生します。

Debian 7「Wheezy」では、この問題はcollectdバージョン5.1.0-3+deb7u3で修正されています。

collectd パッケージをアップグレードすることを推奨します。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ID	名前	製品	ファミリー	公開日	更新日	深刻度
117321	RHEL 7：Storage Server（RHSA-2018:2615）	Nessus	Red Hat Local Security Checks	2018/9/6	2024/8/12	critical
100454	RHEL 7：collectd（RHSA-2017:1285）	Nessus	Red Hat Local Security Checks	2017/5/26	2019/10/24	high
101826	FreeBSD: collectd5 -- 署名をチェックするように設定されていないサーバーに署名されたネットワークパケットを送信することによるサービス拒否（08a2df48-6c6a-11e7-9b01-2047478f2f70）	Nessus	FreeBSD Local Security Checks	2017/7/20	2021/1/4	high
99678	Fedora 24：collectd（2017-6b639afc9c）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2017/4/26	2021/1/6	high
100274	Amazon Linux AMI：collectd (ALAS-2017-829)	Nessus	Amazon Linux Local Security Checks	2017/5/19	2018/4/18	high
183566	Ubuntu 16.04 ESM: collectd の脆弱性 (USN-4793-1)	Nessus	Ubuntu Local Security Checks	2023/10/20	2024/8/27	critical
101671	Fedora 26：collectd（2017-822d460ae2）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2017/7/17	2021/1/6	high
99189	Debian DLA-884-1: collectdセキュリティ更新	Nessus	Debian Local Security Checks	2017/4/5	2021/1/11	high
99644	Fedora 25：collectd（2017-80763c8c03）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2017/4/25	2021/1/6	high

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