画像処理ツールのコレクションであるGraphicsmagickに、さまざまなセキュリティの脆弱性が見つかりました。無効な形式の画像ファイルを処理することによって、ヒープベースのバッファオーバーフローまたはオーバーリードによる、サービス拒否やメモリ内情報の漏洩、またはその他の詳細不明な影響を受ける可能性があります。

Debian 8「Jessie」では、これらの問題はバージョン1.3.20-3+deb8u3で修正されました。

graphicsmagickパッケージをアップグレードすることをお勧めします。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをDLAセキュリティアドバイザリーから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

GraphicsMagickが特定の画像ファイルを不適切に処理することがわかりました。攻撃者がこの問題を悪用して、サービス拒否を引き起こしたり、詳細不明なその他の影響を与えたりする可能性があります。

注意: Tenable Network Security は、前述の説明ブロックをUbuntuセキュリティアドバイザリからすでに直接抽出しています。Tenable では、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

CVE-2017-13776 CVE-2017-13777ReadXBMImage（）でのサービス拒否の問題

CVE-2017-12935coders/png.cのReadMNGImage関数が大きなMNG画像を不適切に処理し、magick/image.cのSetImageColorCallBack関数で無効なメモリ読み取りを引き起こします。

CVE-2017-12936coders/wmf.cのReadWMFImage関数には、例外レポートに関連するデータに対するメモリ解放後使用（Use-After-Free）の問題があります。

CVE-2017-12937coders/sun.cのReadSUNImage関数に、ヒープベースのカラーマップバッファオーバーリードがあります。

CVE-2017-13063 CVE-2017-13064coders/svg.cのGetStyleTokens関数にあるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

CVE-2017-13065coders/svg.cのSVGStartElement関数におけるNULLポインターデリファレンスの脆弱性

Debian 7「Wheezy」では、これらの問題はバージョン1.3.16-1.1+deb7u9で修正されています。

お使いの graphicsmagick パッケージをアップグレードすることを推奨します。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

新しいバグおよびセキュリティ修正リリース、http://www.graphicsmagick.org/NEWS.html#june-15-2019を参照してください

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをFedora更新システムのWebサイトから直接抽出しています。
Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

イメージファイルを操作するためのコマンドラインアプリケーションのセットであるGraphicsMagickに複数の脆弱性が発見されました。これにより、無効な形式のイメージファイルが処理された場合、サービス拒否、または任意コード実行が発生する可能性があります。

このGraphicsMagick用更新プログラムでは、以下の問題を修正します。修正されたセキュリティ問題：

  - CVE-2017-13775: coders/jnx.cの ReadJNXImage()におけるサービス拒否の問題を修正しました（boo#1056431

  - CVE-2017-13063: coders/svg.cのGetStyleTokens関数におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性を修正しました（bsc#1055050）

  - CVE-2017-13064: coders/svg.cのGetStyleTokens関数におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性を修正しました（bsc#1055042）

  - CVE-2017-12936: GraphicsMagickのcoders/wmf.cにあるReadWMFImage関数には、例外レポートに関連するデータに対するUse-After-Freeの問題がありました（）。
    （bsc#1054598）

  - CVE-2017-13139: coders/png.cのReadOneMNGImage関数に、MNG CLIPチャンクによる領域外読み取りがありました。（bsc#1055430）

  - CVE-2017-12937: GraphicsMagickのcoders/sun.cのReadSUNImage関数に、ヒープベースのカラーマップバッファオーバーリードがありました（bsc#1054596）

http://www.graphicsmagick.org/NEWS.html#june-15-2019

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをFedora更新システムのWebサイトから直接抽出しています。
Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ID	名前	製品	ファミリー	公開日	更新日	深刻度
110727	Debian DLA-1401-1: graphicsmagickのセキュリティ更新	Nessus	Debian Local Security Checks	2018/6/28	2021/11/30	critical
132095	Ubuntu 16.04 LTS: GraphicsMagickの脆弱性（USN-4222-1）	Nessus	Ubuntu Local Security Checks	2019/12/17	2023/10/23	critical
102890	Debian DLA-1082-1: graphicsmagick セキュリティ更新	Nessus	Debian Local Security Checks	2017/9/1	2021/1/11	high
126361	Fedora 30：GraphicsMagick（2019-da4c20882c）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2019/7/1	2020/1/8	high
118179	DebianDSA-4321-1：graphicsmagick - セキュリティ更新	Nessus	Debian Local Security Checks	2018/10/18	2019/7/15	critical
104235	openSUSEセキュリティ更新プログラム：GraphicsMagick（openSUSE-2017-1199）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2017/10/30	2021/1/19	critical
126356	Fedora 29：GraphicsMagick（2019-425a1aa7c9）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2019/7/1	2020/1/8	high

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