Spring Boot < 1.2.8 / 1.3.0 のホワイトラベルエラーページのリモートコード実行

critical Web App Scanning プラグイン ID 112380

概要

Spring Boot < 1.2.8 / 1.3.0 のホワイトラベルエラーページのリモートコード実行

説明

Pivotal Spring Boot は、開発者が最小限の Spring ベースのアプリケーションを作成できるように設計された Java フレームワークです。Spring アプリケーションは、実行時にオブジェクトグラフをクエリおよび操作するための強力な式言語である Spring Expression Language (SpEL) を提供します。

Spring Boot バージョン 1.2.8 以前とバージョン 1.3.0 は、ホワイトラベルエラーページをレンダリングする際に例外を不適切に処理し、ユーザー制御の入力を SpEL 式として評価します。

攻撃者がこの脆弱性を利用して、ターゲットアプリケーションでリモートコードの実行を行うために、特定の SpEL 式を作成して注入する可能性があります。

ソリューション

少なくともバージョン 1.3.0 についてはバージョン 1.3.1、以下のバージョンについてはバージョン 1.2.8 にアップグレードしてください。application.properties ファイルのホワイトラベルエラーページを無効にすることが、即時の一時的な修正です。

参考資料

http://deadpool.sh/2017/RCE-Springs/

https://github.com/spring-projects/spring-boot/issues/4763

https://spring.io/blog/2015/12/18/spring-boot-1-3-1-and-1-2-8-available-now

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 112380

タイプ: remote

ファミリー: Component Vulnerability

公開日: 2020/4/28

更新日: 2021/9/7

スキャン テンプレート: api, basic, full, pci, scan

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: Tenable

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

CVSS スコアのソース: Tenable

脆弱性情報

CPE: cpe:2.3:a:pivotal_software:spring_boot:*:*:*:*:*:*:*:*

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

参照情報