Microsoft IIS Tilde 文字の短いファイル / フォルダー名の漏洩

medium Web App Scanning プラグイン ID 112442

概要

Microsoft IIS Tilde 文字の短いファイル / フォルダー名の漏洩

説明

Microsoft Internet Information Server (IIS) は脆弱性の影響を受けます。これにより、 8.3 バージョンのファイル命名スキームに en と同等のものがある、ファイルとディレクトリの短い名前が検出される可能性があります。チルダ「〜」文字を含む特定のリクエストを細工することで、攻撃者がこの脆弱性を利用して、通常は表示されないファイルまたはディレクトリを見つけ、機密情報にアクセスする可能性があります。リモートサーバーによって生成された下層のファイルシステム呼び出しがある場合、攻撃者はターゲットアプリケーションでサービス拒否を試みる可能性もあります。

ソリューション

回避策として、 8.3 ファイルとディレクトリの名前作成を無効にし、ファイルシステムにすでに存在する名前を手動で削除し、チルダ文字 (およびその Unicode 等価) を含む URL リクエストが IIS サーバーに到達する前に必ず破棄されるようにします。
可能であれば、最新バージョンの .NET Framework および IIS サーバーにアップグレードしてください。

参考資料

https://github.com/irsdl/IIS-ShortName-Scanner

https://soroush.secproject.com/blog/2012/06/microsoft-iis-tilde-character-vulnerabilityfeature-short-filefolder-name-disclosure/

https://soroush.secproject.com/blog/2014/08/iis-short-file-name-disclosure-is-back-is-your-server-vulnerable/

https://support.microsoft.com/en-gb/help/121007/how-to-disable-8-3-file-name-creation-on-ntfs-partitions

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 112442

タイプ: remote

ファミリー: Component Vulnerability

公開日: 2020/6/19

更新日: 2021/9/7

スキャン テンプレート: api, basic, full, pci, scan

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.0

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:P

CVSS スコアのソース: Tenable

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 6.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:L

CVSS スコアのソース: Tenable

脆弱性情報

CPE: cpe:2.3:a:microsoft:internet_information_server:*:*:*:*:*:*:*:*

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

参照情報