PostMessage ワイルドカードターゲットオリジンが検出されました

info Web App Scanning プラグイン ID 113837

概要

PostMessage ワイルドカードターゲットオリジンが検出されました

説明

JavaScript に依存する Web アプリケーションは、多くの場合、ページや埋め込み iframe またはポップアップウィンドウなどの「Window」オブジェクト間でオリジン間通信を実行する必要があります。postMessage API により、開発者は、異なる生成元にあるスクリプト間でデータを交換するために、同一生成元ポリシーの制限を回避できます。
アプリケーションのニーズに応じて、メッセージがワイルドカードオリジン「*」に送信され、他のオブジェクトがそれを読み取る可能性があります。ただし、postMessage() を通じて送信されたデータがパブリックであることが意図されていない場合、攻撃者がこの問題を利用して、標的の Web アプリケーションから機密データをキャプチャする可能性があります。

ソリューション

postMessage() API を介して送信されたメッセージが、サードパーティによって読み取られることが期待されることを確認します。そうでない場合は、メッセージを受信するターゲットオリジンを指定する必要があります。

参考資料

https://blog.yeswehack.com/yeswerhackers/introduction-postmessage-vulnerabilities/

https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/API/Window/postMessage

プラグインの詳細

深刻度: Info

ID: 113837

タイプ: remote

ファミリー: Web Applications

公開日: 2023/5/5

更新日: 2023/5/5

スキャン テンプレート: basic, full, pci, scan