Chrome Logger の情報漏洩

medium Web App Scanning プラグイン ID 113951

概要

Chrome Logger の情報漏洩

説明

Chrome Logger は、Chrome コンソールでサーバー側のアプリケーションをデバッグするために使用される Google Chrome の拡張機能です。Chrome ブラウザの拡張機能とアプリケーションのサーバー側ライブラリをインストールすることで、開発者は設定済みのデバッグ情報を Chrome で直接取得できます。

Chrome Logger は、base64 エンコーディングを使用する応答 HTTP ヘッダー「X-ChromePhp-Data」または「X-ChromeLogger-Data」を通じてサーバーデータをクライアントに送信することで機能するため、攻撃者は Chrome Logger でログに記録された機密データを取得し、これを利用してさらなる攻撃を行う可能性があります。

ソリューション

アプリケーションが本番環境で Chrome Logger を使用しないようにします。必要であれば、機密情報をログには含めず、認証済みのユーザーにのみ読み取りを許可するようにアクセス許可を制限します。

参考資料

https://craig.is/writing/chrome-logger

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 113951

タイプ: remote

ファミリー: Web Applications

公開日: 2023/6/9

更新日: 2023/6/9

スキャン テンプレート: basic, full, pci, scan

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 1.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: Tenable

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.3

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: Tenable

参照情報