Nginx < 1.4.1 ngx_http_proxy_module.c の複数の脆弱性

critical Web App Scanning プラグイン ID 98950

概要

Nginx < 1.4.1 ngx_http_proxy_module.c の複数の脆弱性

説明

サーバーの応答ヘッダーによると、インストールされている nginx のバージョンは 1.1.4 以降および1.2.9 より前の 、あるいは 1.4.1 より前の 1.3.0 です。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます。

- 「ngx_http_parse.c」のスタックベースのバッファオーバーフローにより、リモートの攻撃者が、特別に細工されたHTTPリクエストを通じて、任意のコードを実行したり、サービス拒否状態を引き起こす可能性があります。この脆弱性の影響を受けるのは、1.3.9 以上および 1.4.1 未満のバージョンのみです。(CVE-2013-2028)

- 「ngx_http_parse.c」のメモリ漏洩の脆弱性が、信頼されていないUpstreamサーバーに対して「proxy_pass」を使用するサーバーに影響します。この問題は、リモートの攻撃者が特別に細工されたHTTPリクエストを使用することで発生する可能性があります。試行に失敗すると、サービス拒否状態になる可能性があります。 (CVE-2013-2070)

スキャナーはこれらの問題のテストを行っておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

nginx 1.4.1 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://mailman.nginx.org/pipermail/nginx-announce/2013/000112.html

http://mailman.nginx.org/pipermail/nginx-announce/2013/000114.html

http://nginx.org/en/security_advisories.html

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 98950

タイプ: remote

ファミリー: Component Vulnerability

公開日: 2018/11/5

更新日: 2024/9/6

スキャン テンプレート: api, basic, full, pci, scan

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.3

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2013-2028

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

CVSS スコアのソース: CVE-2013-2028

脆弱性情報

CPE: cpe:2.3:a:nginx:nginx:*:*:*:*:*:*:*:*

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2013/7/20

脆弱性公開日: 2013/7/20

参照情報

CVE: CVE-2013-2028, CVE-2013-2070

BID: 59699, 59824

CWE: 119, 200, 787

OWASP: 2010-A6, 2013-A5, 2013-A9, 2017-A6, 2017-A9, 2021-A1, 2021-A6

WASC: Buffer Overflow, Information Leakage

CAPEC: 10, 100, 116, 123, 13, 14, 169, 22, 224, 24, 285, 287, 290, 291, 292, 293, 294, 295, 296, 297, 298, 299, 300, 301, 302, 303, 304, 305, 306, 307, 308, 309, 310, 312, 313, 317, 318, 319, 320, 321, 322, 323, 324, 325, 326, 327, 328, 329, 330, 42, 44, 45, 46, 47, 472, 497, 508, 573, 574, 575, 576, 577, 59, 60, 616, 643, 646, 651, 79, 8, 9

DISA STIG: APSC-DV-000460, APSC-DV-002590, APSC-DV-002630

HIPAA: 164.306(a)(1), 164.306(a)(2)

ISO: 27001-A.12.6.1, 27001-A.14.2.5

NIST: sp800_53-CM-6b, sp800_53-SI-15, sp800_53-SI-16

OWASP API: 2019-API7, 2023-API8

OWASP ASVS: 4.0.2-14.2.1, 4.0.2-8.3.4

PCI-DSS: 3.2-6.2, 3.2-6.3, 3.2-6.4, 3.2-6.5, 3.2-6.5.2, 3.2-6.5.8, 3.2-6.6, 3.2-6.7