Kentico CMS 9.x < 10.0.52 / 11.0.x < 11.0.48 / 12.0.x < 12.0.15 のリモートコード実行

critical Web App Scanning プラグイン ID 98997

概要

Kentico CMS 9.x < 10.0.52 / 11.0.x < 11.0.48 / 12.0.x < 12.0.15 のリモートコード実行

説明

Kentico CMS は、Web サイトやオンラインストアを構築するために使用される ASP.NET コンテンツ管理システム (CMS) です。

Kentico CMS バージョン 9 ~ 10.0.51、 11.0.0 ~ 11.0.47 および 12.0.0 ~ 12.0.14 は、/CMSPages/Staging/SyncServer.asmx/ProcessSynchronizationTaskData URI を通じて安全でない .NET オブジェクトの逆シリアル化を実行し、認証されていない攻撃者が対象アプリケーション上でリモートコードを実行する可能性があります。

ソリューション

少なくともバージョン 12.0.x についてはバージョン 12.0.15、バージョン 11.0.x についてはバージョン 11.0.48、バージョン 10.0.x および 9.x についてはバージョン 10.0.52 にアップグレードして ください。ベンダーが説明しているように、Staging サービスの認証で X.509 認証を設定することで、すぐに回避できます。

参考資料

http://devnet.kentico.com/download/hotfixes

https://blog.gdssecurity.com/labs/2019/4/15/unauthenticated-remote-code-execution-in-kentico-cms.html

https://dreadlocked.github.io/2019/10/25/kentico-cms-rce/

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 98997

タイプ: remote

ファミリー: Component Vulnerability

公開日: 2020/4/9

更新日: 2021/9/7

スキャン テンプレート: api, basic, full, pci, scan

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2019-10068

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

CVSS スコアのソース: CVE-2019-10068

脆弱性情報

CPE: cpe:2.3:a:kentico:kentico:*:*:*:*:*:*:*:*

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2022/4/15

参照情報

CVE: CVE-2019-10068