Debian DLA-937-1: rpcbind セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 100109

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

Guido Vranken氏は、rpcbindなどのプログラムで使用されているトランスポートに依存しないRPCライブラリであるlibtirpcにおいて、誤ったメモリ管理が行われていると、(メモリ管理の設定によっては)メモリ枯渇によるサービス拒否が発生する可能性があることを発見しました。

Debian 7「Wheezy」では、これらの問題はバージョン0.2.0-8+deb7u2で修正されています。

rpcbindパッケージをアップグレードすることを推奨します。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受ける rpcbind パッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2017/05/msg00007.html

https://packages.debian.org/source/wheezy/rpcbind

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 100109

ファイル名: debian_DLA-937.nasl

バージョン: 3.7

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2017/5/11

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 7.8

Temporal Score: 6.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:C

CVSS v3

リスクファクター: High

Base Score: 7.5

Temporal Score: 6.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:rpcbind, cpe:/o:debian:debian_linux:7.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2017/5/10

参照情報

CVE: CVE-2017-8779