Microsoft SharePoint Server 2010のセキュリティ更新プログラム(2017年8月)

medium Nessus プラグイン ID 102272

概要

リモートのWindowsホストにインストールされているアプリケーションは、複数の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートのWindowsホストにインストールされているMicrosoft SharePoint Serverにはセキュリティ更新プログラム2956077がありません。したがって、影響を受けるMicrosoft SharePoint Serverに対する特別に細工されたWebリクエストをSharePoint Serverが適切にサニタイズしないとき、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性の影響を受けます。認証されていない攻撃者がこの脆弱性を悪用して、影響を受けるSharePoint Serverに特別に細工されたリクエストを送信する可能性があります。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、影響を受けるシステムにクロスサイトスクリプティング攻撃を仕掛け、現在のユーザーのセキュリティコンテキストでスクリプトを実行する可能性があります。攻撃者は自分に読み取り許可が与えられていないコンテンツを読んだり、被害者の身分情報を利用し、被害者になりすましてSharePointサイトでアクションを実行したり(アクセス許可の変更やコンテンツの削除など)、ユーザーのブラウザーに悪意のあるコンテンツを挿入したりする可能性があります。

ソリューション

MicrosoftはSharePoint Server 2013 用のパッチをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?79cb8f9d

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 102272

ファイル名: smb_nt_ms17_aug_office_sharepoint.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2017/8/8

更新日: 2023/4/14

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.0

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 3.5

現状値: 2.6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:S/C:N/I:P/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2017-8654

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.4

現状値: 4.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office, cpe:/a:microsoft:sharepoint_server

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2017/8/8

脆弱性公開日: 2017/8/8

参照情報

CVE: CVE-2017-8654

BID: 100064

MSFT: MS17-2956077

MSKB: 2956077