DebianDSA-3966-1：ruby2.3 - セキュリティ更新
critical Nessus プラグイン ID 102964
Language:
概要
リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。説明
Ruby言語のインタープリターに、複数の脆弱性が発見されました。- CVE-2015-9096Net::SMTP : SMTPコマンドのインジェクション。
- CVE-2016-7798OpenSSL拡張のGCMモードにおける初期化ベクトルの不適切な処理。
- CVE-2017-0900RubyGemsクライアントにおけるサービス拒否。
- CVE-2017-0901RubyGemsクライアントにおけるファイルの上書きの可能性。
- CVE-2017-0902RubyGemsクライアントにおけるDNSハイジャック。
- CVE-2017-14064JSONライブラリにおけるヒープメモリの漏洩。
ソリューション
ruby2.3パッケージをアップグレードしてください。安定版（stable）ディストリビューション（stretch）では、これらの問題はバージョン2.3.3-1+deb9u1で修正されています。さらに、この更新は、悪意のあるターミナルエスケープシーケンスに対してRubyGemsを強化します（CVE-2017-0899）。
参考資料
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2015-9096
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2016-7798
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2017-0900
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2017-0901
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2017-0902
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2017-14064
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2017-0899
プラグインの詳細
深刻度: Critical
ID: 102964
ファイル名: debian_DSA-3966.nasl
バージョン: 3.5
タイプ: local
エージェント: unix
ファミリー: Debian Local Security Checks
公開日: 2017/9/6
更新日: 2021/1/4
サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 6.7
CVSS v2
リスクファクター: High
基本値: 7.5
現状値: 5.9
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P
CVSS v3
リスクファクター: Critical
基本値: 9.8
現状値: 8.8
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:ruby2.3, cpe:/o:debian:debian_linux:9.0
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l
エクスプロイトが利用可能: true
エクスプロイトの容易さ: Exploits are available
パッチ公開日: 2017/9/5
参照情報
CVE: CVE-2015-9096, CVE-2016-7798, CVE-2017-0899, CVE-2017-0900, CVE-2017-0901, CVE-2017-0902, CVE-2017-14064
DSA: 3966