GLSA-201709-10:Git:コマンドインジェクション

high Nessus プラグイン ID 103278

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201709-10(Git:コマンドインジェクション)で説明されている脆弱性に影響されています。特別に細工された ‘ssh://...’ URLにより、任意のコマンドがクライアントのシステムにすでにインストールされている場合に、リポジトリの所有者がクライアントマシン上でそのコマンドを実行できる場合があります。これは、サードパーティリポジトリが、特別に細工された‘ssh://...’のURLを有する1つ以上のサブモジュールをもつ場合に特に危険です。URL。リポジトリが再帰的に複製されるか、サブモジュールが更新されるたびに、ペイロードがトリガーされます。影響:リモートの攻撃者が、特別に細工されたリポジトリを複製するようにユーザーを誘導することで、プロセスの権限で任意のコードを実行する可能性があります。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

Gitの全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=dev-vcs/git-2.13.5'

参考資料

https://marc.info/?l=git&m=150238802328673&w=2

https://security.gentoo.org/glsa/201709-10

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 103278

ファイル名: gentoo_GLSA-201709-10.nasl

バージョン: 3.6

タイプ: local

公開日: 2017/9/18

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5.6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 8.2

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:F/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:git, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2017/9/17

エクスプロイト可能

Metasploit (Malicious Git HTTP Server For CVE-2017-1000117)

参照情報

CVE: CVE-2017-1000117

GLSA: 201709-10