GLSA-201709-12:Perl:競合状態の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 103280

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201709-12(Perl:競合状態の脆弱性)で説明されている脆弱性に影響されています。競合状態は並行環境内で発生します。この状態は、Perl用File-Pathモジュールの2.13以前のrmtreeおよびremove_tree関数で、cPanelセキュリティチームによって発見されました。これは、inodeがディレクトリであると決定するstat()と、それをuser-rwxにしようとするchmod()の間のtime-of-check-to-time-of-use (TOCTOU)競合状態によるものです。影響:ローカルの攻撃者がこの条件を悪用して、任意のファイルに任意のモード値を設定することで、セキュリティ制限を回避する可能性があります。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

Perlの全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります: # emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=dev-lang/perl-5.24.1-r2' File-Pathの全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります: # emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=perl-core/File-Path-2.130.0' Perl-File-Pathの全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります: # emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=virtual/perl-File-Path-2.130.0'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201709-12

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 103280

ファイル名: gentoo_GLSA-201709-12.nasl

バージョン: 3.6

タイプ: local

公開日: 2017/9/18

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.9

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:file-path, p-cpe:/a:gentoo:linux:perl, p-cpe:/a:gentoo:linux:perl-file-path, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2017/9/17

脆弱性公開日: 2017/6/1

参照情報

CVE: CVE-2017-6512

GLSA: 201709-12