DebianDSA-4017-1:openssl1.0 - セキュリティ更新

medium Nessus プラグイン ID 104401

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

Secure Sockets LayerのツールキットであるOpenSSLで、多数の脆弱性が発見されています。Common Vulnerabilities and Exposuresプロジェクトでは、次の問題を特定しています:

- CVE-2017-3735OpenSSLが、X.509証明書の無効な形式のIPAddressFamily拡張を解析する際に、1バイトのバッファオーバーリードに脆弱であることが判明しました。

詳細については、upstreamアドバイザリを参照してください:
https://www.openssl.org/news/secadv/20170828.txt

- CVE-2017-3736OpenSSLに、x86_64 Montgomery積算プロシージャに、桁上げ伝搬のバグが含まれることが判明しました。

詳細については、upstreamアドバイザリを参照してください:
https://www.openssl.org/news/secadv/20171102.txt

ソリューション

openssl1.0パッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(stretch)では、これらの問題はバージョン1:0.2l-2~deb9u1で修正されています。

参考資料

https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2017-3735

https://www.openssl.org/news/secadv/20170828.txt

https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2017-3736

https://www.openssl.org/news/secadv/20171102.txt

https://packages.debian.org/source/stretch/openssl1.0

https://www.debian.org/security/2017/dsa-4017

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 104401

ファイル名: debian_DSA-4017.nasl

バージョン: 3.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2017/11/6

更新日: 2021/1/4

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:P/A:N

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 6.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:openssl1.0, cpe:/o:debian:debian_linux:9.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

パッチ公開日: 2017/11/3

参照情報

CVE: CVE-2017-3735, CVE-2017-3736

DSA: 4017