Internet Explorer用セキュリティ更新プログラム(2017年4月)

high Nessus プラグイン ID 104889

概要

リモートホスト上のInternet Explorerのインストールは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされているInternet Explorerに、セキュリティ更新プログラムがありません。そのため、複数の脆弱性の影響を受けます。- Internet Explorerがメモリでオブジェクトに不適切にアクセスするとき、リモートでコードが実行される脆弱性があります。この脆弱性により、攻撃者が現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行し、メモリを破損させる可能性があります。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。(CVE-2017-0202)- Internet Explorerがクロスドメインポリシーを適切に実施していないとき、権限の昇格の脆弱性があり、攻撃者があるドメインの情報にアクセスして別のドメインにそれを挿入する可能性があります。(CVE-2017-0210)- スクリプトエンジンがInternet Explorerのメモリ内のオブジェクトを処理する方法にリモートでコードが実行される脆弱性があります。この脆弱性により、攻撃者が現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行し、メモリを破損させる可能性があります。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。(CVE-2017-0201)

ソリューション

Microsoftは影響を受けるバージョンのInternet Explorerのセキュリティ更新プログラムをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?e9bccd2b

http://www.nessus.org/u?782139c0

http://www.nessus.org/u?d871fd1d

http://www.nessus.org/u?2731a8f6

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 104889

ファイル名: smb_nt_ms17_apr_internet_explorer.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2017/11/30

更新日: 2023/4/25

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.6

現状値: 6.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2017-0202

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:F/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows, cpe:/a:microsoft:ie

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2017/11/22

脆弱性公開日: 2017/11/22

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2022/6/14

参照情報

CVE: CVE-2017-0201, CVE-2017-0202, CVE-2017-0210

BID: 97441, 97454, 97512

MSFT: MS17-4014661, MS17-4015549, MS17-4015550, MS17-4015551

MSKB: 4014661, 4015549, 4015550, 4015551