Internet Explorer用セキュリティ更新プログラム(2017年10月)

high Nessus プラグイン ID 104895

概要

リモートホスト上のInternet Explorerのインストールは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされているInternet Explorerに、セキュリティ更新プログラムがありません。そのため、複数の脆弱性の影響を受けます。- Internet Explorerがメモリでオブジェクトに不適切にアクセスするとき、リモートでコードが実行される脆弱性があります。この脆弱性により、攻撃者が現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行し、メモリを破損させる可能性があります。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。(CVE-2017-11813、CVE-2017-11822)- Internet Explorerがメモリ内のオブジェクトを不適切に処理するため、情報漏えいの脆弱性があります。この脆弱性を悪用した攻撃者が、ユーザーシステムをさらに侵害する情報を取得する可能性があります。(CVE-2017-11790)- スクリプトエンジンがInternet Explorerのメモリ内のオブジェクトを処理する方法にリモートでコードが実行される脆弱性があります。この脆弱性により、攻撃者が現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行し、メモリを破損させる可能性があります。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。(CVE-2017-11793、CVE-2017-11810)

ソリューション

Microsoftは影響を受けるバージョンのInternet Explorerのセキュリティ更新プログラムをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?1d1a2595

http://www.nessus.org/u?e258896f

http://www.nessus.org/u?1c3325f2

http://www.nessus.org/u?86f61c93

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 104895

ファイル名: smb_nt_ms17_oct_internet_explorer.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2017/11/30

更新日: 2018/8/3

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.6

現状値: 6.6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 7.2

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:H/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows, cpe:/a:microsoft:ie

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2017/11/23

脆弱性公開日: 2017/11/23

参照情報

CVE: CVE-2017-11790, CVE-2017-11793, CVE-2017-11810, CVE-2017-11813, CVE-2017-11822

BID: 101077, 101081, 101083, 101122, 101141

MSFT: MS17-4040685, MS17-4041681, MS17-4041690, MS17-4041693

MSKB: 4040685, 4041681, 4041690, 4041693