Microsoft Excel 製品のセキュリティ更新プログラム(2018 年 2 月)

high Nessus プラグイン ID 106803

概要

Microsoft Excel製品は、リモートでコードが実行される脆弱性の影響を受けます。

説明

Microsoft Excel製品にセキュリティ更新プログラムがありません。したがって、以下の脆弱性の影響を受けます:- ソフトウェアがメモリ内のオブジェクトを適切に処理できないとき、リモートでコードが実行される脆弱性がMicrosoft Excelソフトウェアにあります。脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。現在のユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるシステムを乗っ取る可能性があります。攻撃者が、完全なユーザー権限で、プログラムのインストール、データの表示・変更・削除、または新規アカウントの作成を実行する可能性があります。システムで、ユーザー権限の設定がより制限されたアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で操作を行うユーザーよりも、受ける影響が少なくなる可能性があります。(CVE-2018-0841)

ソリューション

Microsoftはこの問題に対処するためにセキュリティ更新プログラムをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?5cadf2c9

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 106803

ファイル名: smb_nt_ms18_feb_excel.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2018/2/13

更新日: 2020/12/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:excel

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2018/2/13

脆弱性公開日: 2018/2/13

参照情報

CVE: CVE-2018-0841

IAVA: 2018-A-0051-S