Debian DSA-4211-1: xdg-utils - セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 110165

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

Gabriel Corona氏は、デスクトップ環境統合用のツールセットであるxdg-utilsが引数インジェクション攻撃に脆弱であることを発見しました。
被害者のホストの環境変数BROWSERに「%s」があり、被害者がxdg-openで攻撃者が細工したリンクを開くと、悪意のある者が、ブラウザを開いた際に使用されるパラメーターを操作する可能性があります。この操作により、たとえば、特定の実行のためにネットワークトラフィックが傍受されるプロキシが設定される可能性があります。

ソリューション

xdg-utilsパッケージをアップグレードしてください。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション (jessie) では、この問題は、バージョン1.1.0~rc1+gt20111210-7.4+deb8u1で修正されています。

安定版(stable)ディストリビューション(stretch)では、この問題はバージョン1.1.1-1+deb9u1で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=898317

https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/xdg-utils

https://packages.debian.org/source/jessie/xdg-utils

https://packages.debian.org/source/stretch/xdg-utils

https://www.debian.org/security/2018/dsa-4211

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 110165

ファイル名: debian_DSA-4211.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2018/5/29

更新日: 2018/11/13

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:xdg-utils, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0, cpe:/o:debian:debian_linux:9.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

パッチ公開日: 2018/5/25

参照情報

CVE: CVE-2017-18266

DSA: 4211