DebianDSA-4219-1:jruby - セキュリティ更新

critical Nessus プラグイン ID 110418

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

Rubyプログラミング言語のJava実装であるjrubyに、複数の脆弱性が発見されました。これにより、攻撃者が特別に細工されたgemファイルを使用して、クロスサイトスクリプティング攻撃を仕掛けたり、無限ループからサービス拒否を引き起こしたり、任意のファイルを書き込んだり、悪意のあるコードを実行する可能性があります。

ソリューション

jrubyパッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(stretch)では、これらの問題はバージョン1.7.26-1+deb9u1で修正されています。

さらに、このメッセージは、Debian 8旧安定版リリース(jessie)のjrubyへのセキュリティサポートが現在中止されているという発表でもあります。

セキュリティ更新プログラムを希望するDebian 8のjrubyユーザーは、現在の安定版(stable)リリース(stretch)であるDebian 9にアップグレードすることが強く推奨されます。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=895778

https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/jruby

https://packages.debian.org/source/stretch/jruby

https://www.debian.org/security/2018/dsa-4219

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 110418

ファイル名: debian_DSA-4219.nasl

バージョン: 1.4

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2018/6/11

更新日: 2018/11/13

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:jruby, cpe:/o:debian:debian_linux:9.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

パッチ公開日: 2018/6/8

参照情報

CVE: CVE-2018-1000073, CVE-2018-1000074, CVE-2018-1000075, CVE-2018-1000076, CVE-2018-1000077, CVE-2018-1000078, CVE-2018-1000079

DSA: 4219