Debian DLA-1410-1: python-pysaml2のセキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 110819

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

Security Assertion Markup LanguageのPython実装であるPysaml2では、Pythonの最適化を有効にして実行されると、すべてのパスワードを受け入れてしまいます。これにより、攻撃者はパスワードを知らなくても任意のユーザーとしてログインできます。

Debian 8「Jessie」では、この問題はバージョン2.0.0-1+deb8u2で修正されました。

python-pysaml2のパッケージをアップグレードするようお勧めします。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをDLAセキュリティアドバイザリーから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるpython-pysaml2、およびpython-pysaml2-docのパッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2018/07/msg00000.html

https://packages.debian.org/source/jessie/python-pysaml2

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 110819

ファイル名: debian_DLA-1410.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2018/7/2

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.1

現状値: 7.1

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:python-pysaml2, p-cpe:/a:debian:debian_linux:python-pysaml2-doc, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

パッチ公開日: 2018/7/1

参照情報

CVE: CVE-2017-1000433