Exchangeのセキュリティ更新プログラム(2018年9月)

critical Nessus プラグイン ID 117460

概要

リモートホストにインストールされているMicrosoft Exchange Serverは、リモートでコードが実行される脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされているMicrosoft Exchange Serverにはセキュリティ更新プログラムがありません。したがって、以下の脆弱性の影響を受けます:- ソフトウェアがメモリでオブジェクトを適切に処理しないとき、リモートでコードが実行される脆弱性がMicrosoft Exchangeソフトウェアにあります。脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、システムユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または新規アカウントの作成をする可能性があります。この脆弱性を悪用するには、特別に細工されたメールを脆弱なExchangeサーバーに送信する必要があります。セキュリティ更新プログラムは、Microsoft Exchangeがメモリでオブジェクトを処理する方法を修正することにより、脆弱性に対応します。(CVE-2018-8154)

ソリューション

Microsoftはこの問題に対処するためにKB4458321をリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?5bac29e4

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 117460

ファイル名: smb_nt_ms18_sep_exchange_oob.nasl

バージョン: 1.4

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2018/9/12

更新日: 2021/4/20

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 7.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2018-8154

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:exchange_server

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2018/9/11

脆弱性公開日: 2018/5/8

参照情報

CVE: CVE-2018-8154

BID: 104054

MSFT: MS18-4458321

MSKB: 4458321