GLSA-201810-04:ImageMagick:セキュリティ強化

medium Nessus プラグイン ID 117969

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201810-04(ImageMagick:セキュリティ強化)で説明されている脆弱性に影響されています。事前にファイルを検証せずに(マジックバイトをチェックするなど)ImageMagickで画像を処理する場合、ImageMagickは指定されたファイル内で見つかったcoderを呼び出します。したがって、例えばImageMagickがGhostscriptを検出した場合は、Ghostscriptを呼び出します。Ghostscriptにある複数の-dSAFERサンドボックスのバイパスの脆弱性により、任意のコードが実行される可能性があります。この問題を軽減するために、PS、EPS、PDF、およびXPS coderを無効にするpolicy.xmlファイルをデフォルトでインストールします。影響:リモートの攻撃者が、ユーザーを誘導して特別に細工された画像ファイルを処理させることで、プロセスの権限で任意のコードが実行されたり、サービス拒否状態が引き起こされたりする可能性があります。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

ImageMagick 6 の全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=media-gfx/imagemagick-6.9.10.10-r1' ImageMagick 7 の全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります: # emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=media-gfx/imagemagick-7.0.8.10-r1'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201810-04

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 117969

ファイル名: gentoo_GLSA-201810-04.nasl

バージョン: 1.1

タイプ: local

公開日: 2018/10/9

更新日: 2018/10/9

サポートされているセンサー: Nessus

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:imagemagick, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2018/10/6

参照情報

CERT: 332928

GLSA: 201810-04