Exchangeのセキュリティ更新プログラム(2018年10月)

high Nessus プラグイン ID 118008

概要

リモートホストにインストールされているMicrosoft Exchange Serverは、複数の脆弱性の影響を受けています。

説明

リモートホストにインストールされているMicrosoft Exchange Serverにはセキュリティ更新プログラムがありません。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます:- Microsoft Exchange Outlook Web Access(OWA)がリクエストを適切に処理しないとき、権限昇格の脆弱性があります。脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、スクリプト/コンテンツインジェクション攻撃を行い、秘密情報を漏えいするようユーザーを誘導する可能性があります。(CVE-2018-8448)- Microsoft Exchangeソフトウェアが特別に細工されたメールメッセージを解析する方法に、リモートでコードが実行される脆弱性があります。脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、システムユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、追加、削除を実行する可能性があります。(CVE-2018-8265)

ソリューション

Microsoftはこの問題を解決するために、以下のセキュリティ更新プログラムをリリースしています:-KB4459266

参考資料

http://www.nessus.org/u?3ade9314

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 118008

ファイル名: smb_nt_ms18_oct_exchange.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2018/10/9

更新日: 2021/4/20

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 9.3

Temporal Score: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2018-8265

CVSS v3

リスクファクター: High

Base Score: 7.8

Temporal Score: 6.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:exchange_server

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2018/10/9

脆弱性公開日: 2018/10/9

参照情報

CVE: CVE-2018-8265, CVE-2018-8448

MSFT: MS18-4459266

MSKB: 4459266