GLSA-201810-09:X.Org X Server:権限昇格

medium Nessus プラグイン ID 118509

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201810-09(X.Org X Server:権限昇格)で説明されている脆弱性に影響されています。Xorgの起動時の、-modulepathおよび-logfileオプションの権限のチェックが誤っていました。Xサーバーでは、権限のないユーザーが物理コンソール経由でシステムにログインして権限を昇格させ、root権限で任意のコードを実行することができます。影響:ローカルの攻撃者が、細工したパラメーターをX.org Xサーバーに渡すことにより、root権限に昇格することができます。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

X.Org X Server の全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります: # emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=x11-base/xorg-server-1.20.3'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201810-09

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 118509

ファイル名: gentoo_GLSA-201810-09.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

公開日: 2018/10/31

更新日: 2022/1/31

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.4

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 7.2

Temporal Score: 6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2018-14665

CVSS v3

リスクファクター: Medium

Base Score: 6.6

Temporal Score: 6.1

ベクトル: CVSS:3.0/AV:P/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:F/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:xorg-server, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2018/10/30

脆弱性公開日: 2018/10/25

エクスプロイト可能

Metasploit (Xorg X11 Server SUID modulepath Privilege Escalation)

参照情報

CVE: CVE-2018-14665

GLSA: 201810-09

IAVB: 2018-B-0140