Microsoft Office製品のセキュリティ更新プログラム(2019年1月)

high Nessus プラグイン ID 121024

概要

Microsoft Office製品は、複数の脆弱性の影響を受けています。

説明

Microsoft Office製品にセキュリティ更新プログラムが入っていません。したがって、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。- MSHTMLエンジンが入力を不適切に検証する方法に、リモートでコードが実行される脆弱性があります。攻撃者が、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2019-0541)- Microsoft Outlookが特定の種類のメッセージを処理するとき、情報漏えいの脆弱性があります。この脆弱性を悪用した攻撃者は、被害者に関する情報を収集する可能性があります。攻撃者が、特別に細工されたメールを被害者に送信し、この脆弱性を悪用する可能性があります。セキュリティ更新プログラムは、Microsoft Outlookがこの種のメッセージを処理する方法を修正することにより、この脆弱性に対応します。(CVE-2019-0559)- Microsoft Officeがメモリのコンテンツを不適切に漏えいするとき、情報漏えいの脆弱性があります。この脆弱性を悪用した攻撃者が、この情報を使用してユーザーのコンピュータまたはデータを侵害する可能性があります。(CVE-2019-0560)- Microsoft Officeがメモリのコンテンツを不適切に漏えいするとき、情報漏えいの脆弱性があります。この脆弱性を悪用した攻撃者が、この情報を使用してユーザーのコンピュータまたはデータを侵害する可能性があります。(CVE-2019-0560)- ソフトウェアがメモリ内のオブジェクトを適切に処理しないとき、リモートでコードが実行される脆弱性がMicrosoft Wordソフトウェアにあります。脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、特別に細工されたファイルを使用して、現在のユーザーのセキュリティコンテキストでアクションを実行する可能性があります。たとえば、そのファイルは、現在のユーザーと同じアクセス許可を持つログオンユーザーの代わりに行動できます。(CVE-2019-0585)

ソリューション

Microsoftはこの問題を解決するために、以下のセキュリティ更新プログラムをリリースしています。-KB4022200- KB2553332 -KB3172522 -KB4022162 -KB4461535 -KB4461537 -KB4461614 -KB4461617 Office 365、Office 2016 C2R、Office 2019で自動更新が有効になっていることを確認するか、任意のOfficeアプリを開いて手動で更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?9755a441

http://www.nessus.org/u?968583fb

http://www.nessus.org/u?17ce5756

http://www.nessus.org/u?4972ec37

http://www.nessus.org/u?b66be4d2

http://www.nessus.org/u?3f0fcaba

http://www.nessus.org/u?99556f38

http://www.nessus.org/u?c6fc9b1b

http://www.nessus.org/u?42ab6861

http://www.nessus.org/u?7b126882

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 121024

ファイル名: smb_nt_ms19_jan_office.nasl

バージョン: 1.14

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2019/1/8

更新日: 2022/6/10

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2019-0585

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 8.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:H/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2019/1/8

脆弱性公開日: 2019/1/8

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2022/5/3

参照情報

CVE: CVE-2019-0541, CVE-2019-0559, CVE-2019-0560, CVE-2019-0561, CVE-2019-0585

MSFT: MS19-2553332, MS19-3172522, MS19-4022162, MS19-4461535, MS19-4461537, MS19-4461614, MS19-4461617

MSKB: 2553332, 3172522, 4022162, 4461535, 4461537, 4461614, 4461617