DebianDSA-4450-1: wpa - セキュリティ更新プログラム

medium Nessus プラグイン ID 125414

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

wpa_supplication(station)およびhostapd(アクセスポイント)で見つかったWPAプロトコルの実装に、脆弱性が見つかりました。

hostapd(EAPサーバー)およびwpa_supplicant(EAPピア)のEAP-pwd実装は、予期しないフラグメントを受信した際に、フラグメンテーションの再アセンブリ状態を適切に検証しません。このため、NULLポインタデリファレンスによりプロセスがクラッシュする可能性があります。

EAP-pwdをサポートしているステーションまたはアクセスポイントの無線範囲にいる攻撃者が、関連プロセス(wpa_supplicantまたはhostapd)のクラッシュを引き起こし、サービス拒否が発生する可能性があります。

ソリューション

wpaパッケージをアップグレードしてください。

安定版(stretch)ディストリビューション(stretch)では、この問題はバージョン2:2.4-1+deb9u4で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=927463

https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/wpa

https://packages.debian.org/source/stretch/wpa

https://www.debian.org/security/2019/dsa-4450

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 125414

ファイル名: debian_DSA-4450.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2019/5/28

更新日: 2024/5/21

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2019-11555

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.9

現状値: 5.2

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:debian:debian_linux:9.0, p-cpe:/a:debian:debian_linux:wpa

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2019/5/24

脆弱性公開日: 2019/4/26

参照情報

CVE: CVE-2019-11555

DSA: 4450