DebianDLA-1861-1: libsdl2-imageのセキュリティ更新プログラム
high Nessus プラグイン ID 126927
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概要
リモートのDebianホストにセキュリティ更新プログラムがありません。説明
画像ファイルローディングライブラリであるlibsdl2-imageに、次の問題が発見されました。CVE-2018-3977
IMG_xcf.c.におけるヒープバッファオーバーフロー。この脆弱性がリモート攻撃者に悪用されて、細工されたXCFファイルを介してリモートコードの実行またはサービス拒否を引き起こす可能性があります。
CVE-2019-5052
IMG_pcx.cでの整数オーバーフローおよびその後のバッファオーバーフロー。この脆弱性がリモート攻撃者に悪用されて、細工されたPCXファイルを介してリモートコードの実行またはサービス拒否を引き起こす可能性があります。
CVE-2019-7635
IMG_bmp.cのBlit1to4に影響を与えるヒープバッファオーバーフロー。この脆弱性がリモート攻撃者により利用されて、細工されたBMPファイルを介してサービス拒否や、他の不特定の影響を引き起こす可能性があります。
CVE-2019-12216, CVE-2019-12217, CVE-2019-12218, CVE-2019-12219, CVE-2019-12220, CVE-2019-12221, CVE-2019-12222
IMG_pcx.cで、IMG_LoadPCX_RWに影響を与える複数の境界外読み込みおよび書き込みアクセス。これらの脆弱性がリモート攻撃者により悪用されて、細工されたPCXファイルを介してサービス拒否や、他の不特定の影響を引き起こす可能性があります。
Debian 8「Jessie」では、これらの問題はバージョン2.0.0+dfsg-3+deb8u2で修正されました。
お使いのlibsdl2-imageパッケージをアップグレードすることを推奨します。
注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをDLAセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。
ソリューション
影響を受けるパッケージをアップグレードしてください。参考資料
https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2019/07/msg00021.html
プラグインの詳細
深刻度: High
ID: 126927
ファイル名: debian_DLA-1861.nasl
バージョン: 1.4
タイプ: local
エージェント: unix
ファミリー: Debian Local Security Checks
公開日: 2019/7/23
更新日: 2021/1/11
サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 6.7
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 6.8
現状値: 5
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P
CVSS v3
リスクファクター: High
基本値: 8.8
現状値: 7.7
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:libsdl2-image-2.0-0, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libsdl2-image-dbg, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libsdl2-image-dev, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l
エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available
パッチ公開日: 2019/7/22
脆弱性公開日: 2018/11/1
参照情報
CVE: CVE-2018-3977, CVE-2019-12216, CVE-2019-12217, CVE-2019-12218, CVE-2019-12219, CVE-2019-12220, CVE-2019-12221, CVE-2019-12222, CVE-2019-5052, CVE-2019-7635