DebianDSA-4494-1: kconfig - セキュリティ更新プログラム

high Nessus プラグイン ID 127490

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

Dominik Penner氏は、KDE構成設定フレームワークであるKConfigが、.desktopファイルでシェルコマンドの実行を定義する機能をサポートしていることを発見しました。ユーザーに無効な形式の.desktopファイルが提供される(たとえば、ダウンロードしたアーカイブに埋め込まれてファイルブラウザで開かれる)場合、任意のコマンドが実行される可能性があります。この更新で、この機能は削除されます。

ソリューション

kconfigパッケージをアップグレードしてください。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(stretch)では、この問題はバージョン5.28.0-2+deb9u1で修正されています。

安定版(stable)ディストリビューション(buster)では、この問題はバージョン5.54.0-1+deb10u1で修正されています。

参考資料

https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/kconfig

https://packages.debian.org/source/stretch/kconfig

https://packages.debian.org/source/buster/kconfig

https://www.debian.org/security/2019/dsa-4494

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 127490

ファイル名: debian_DSA-4494.nasl

バージョン: 1.4

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2019/8/12

更新日: 2024/5/7

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.1

現状値: 4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2019-14744

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:kconfig, cpe:/o:debian:debian_linux:10.0, cpe:/o:debian:debian_linux:9.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2019/8/9

脆弱性公開日: 2019/8/7

参照情報

CVE: CVE-2019-14744

DSA: 4494