DebianDLA-1888-1: imagemagickのセキュリティ更新プログラム
high Nessus プラグイン ID 127924
Language:
概要
リモートのDebianホストにセキュリティ更新プログラムがありません。説明
画像処理ツールキットであるimagemagickで、複数の脆弱性が見つかりました。CVE-2019-12974
ReadPANGOImageおよびReadVIDImage（coders/pang.cおよびcoders/vid.c）におけるNULLポインターデリファレンスこの脆弱性がリモート攻撃者により利用されて、細工された画像データを通じてサービス拒否攻撃が引き起こされる可能性があります。
CVE-2019-13135
ReadCUTImage、UnpackWPG2Raster、UnpackWPGRasterでの初期化されていない値（coders/wpg.cおよびcoders/cut.c）の多重使用。これらの脆弱性がリモート攻撃者により利用されて、細工された画像データを通じてサービス拒否攻撃、不正な開示、または情報の修正が引き起こされる可能性があります。
CVE-2019-13295, CVE-2019-13297
AdaptiveThresholdImage（magick/threshold.c）での複数のヒープバッファオーバーフロー。これらの脆弱性がリモート攻撃者により利用されて、細工された画像データを通じてサービス拒否攻撃、不正な開示、または情報の修正が引き起こされる可能性があります。
CVE-2019-13304, CVE-2019-13305, CVE-2019-13306
WritePNMImage（coders/pnm.c）における複数のスタックベースのバッファオーバーフローにより、最大10バイトのスタックバッファオーバーライトが発生します。リモート攻撃者がこれらの欠陥を悪用して、コードの実行やサービス拒否を実行する可能性があります。
Debian 8「Jessie」では、これらの問題はバージョン8:6.8.9.9-5+deb8u17で修正されました。
お使いのimagemagickパッケージをアップグレードすることを推奨します。
注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをDLAセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。
ソリューション
影響を受けるパッケージをアップグレードしてください。参考資料
https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2019/08/msg00021.html
プラグインの詳細
深刻度: High
ID: 127924
ファイル名: debian_DLA-1888.nasl
バージョン: 1.7
タイプ: local
エージェント: unix
ファミリー: Debian Local Security Checks
公開日: 2019/8/20
更新日: 2024/5/2
サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 6.7
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 6.8
現状値: 5.3
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P
CVSS スコアのソース: CVE-2019-13306
CVSS v3
リスクファクター: High
基本値: 8.8
現状値: 7.9
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C
CVSS スコアのソース: CVE-2019-13297
脆弱性情報
CPE: cpe:/o:debian:debian_linux:8.0, p-cpe:/a:debian:debian_linux:imagemagick, p-cpe:/a:debian:debian_linux:imagemagick-common, p-cpe:/a:debian:debian_linux:imagemagick-dbg, p-cpe:/a:debian:debian_linux:imagemagick-doc, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagickcore-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagickwand-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:perlmagick, p-cpe:/a:debian:debian_linux:imagemagick-6.q16, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libimage-magick-perl, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libimage-magick-q16-perl, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagickcore-6-arch-config, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagickcore-6-headers, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagickcore-6.q16-2, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagickcore-6.q16-2-extra, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagickcore-6.q16-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagickwand-6-headers, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagickwand-6.q16-2, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagickwand-6.q16-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagick%2b%2b-6-headers, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagick%2b%2b-6.q16-5, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagick%2b%2b-6.q16-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libmagick%2b%2b-dev
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l
エクスプロイトが利用可能: true
エクスプロイトの容易さ: Exploits are available
パッチ公開日: 2019/8/16
脆弱性公開日: 2019/6/26
参照情報
CVE: CVE-2019-12974, CVE-2019-13135, CVE-2019-13295, CVE-2019-13297, CVE-2019-13304, CVE-2019-13305, CVE-2019-13306
IAVB: 2019-B-0062-S