GLSA-201909-03:Pango:バッファオーバーフロー

critical Nessus プラグイン ID 128592

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201909-03(Pango:バッファオーバーフロー)で説明されている脆弱性に影響されています。Pangoのpango_log2vis_get_embedding_levels関数で、バッファオーバーフローが発見されました。影響:リモートの攻撃者が、ユーザーを誘導して特別に細工された文字列をpango_itemizeなどの関数で処理させることで、プロセスの権限で任意のコードが実行されたり、サービス拒否状態が引き起こされたりする可能性があります。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

Pangoの全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります: # emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=x11-libs/pango-1.42.4-r2'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201909-03

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 128592

ファイル名: gentoo_GLSA-201909-03.nasl

バージョン: 1.2

タイプ: local

公開日: 2019/9/9

更新日: 2019/12/31

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:pango, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2019/9/6

脆弱性公開日: 2019/7/19

参照情報

CVE: CVE-2019-1010238

GLSA: 201909-03