Debian DLA-1965-1 : nfs-utils セキュリティ更新

critical Nessus プラグイン ID 130071

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

rpc.statdデーモンを含むNetwork File System(NFS)のサポートファイルを提供するnfs-utilsパッケージにおいて、/var/lib/nfsディレクトリはstatd:nogroupによって所有されています。このディレクトリには、rootが所有および管理するファイルが含まれています。したがって、statdが危険にさらされると、root権限で実行されるプロセスを巧妙に利用して、システム上の任意の場所でファイルを作成/上書きすることが可能になります。

Debian 8「Jessie」では、この問題はバージョン1.2.8-9+deb8u1で修正されました。

お使いのnfs-utilsのパッケージをアップグレードすることをお勧めします。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受ける nfs-common および nfs-kernel-server パッケージをアップグレードします。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2019/10/msg00026.html

https://packages.debian.org/source/jessie/nfs-utils

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 130071

ファイル名: debian_DLA-1965.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2019/10/21

更新日: 2024/4/17

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 7.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2019-3689

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:nfs-common, p-cpe:/a:debian:debian_linux:nfs-kernel-server, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2019/10/19

脆弱性公開日: 2019/9/19

参照情報

CVE: CVE-2019-3689