Debian DLA-2011-1 : xmlrpc-epi セキュリティ更新

critical Nessus プラグイン ID 131330

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

XML-RPCリクエストのシリアライゼーション/逆シリアライゼーションライブラリxmlrpc-epiで問題が見つかりました。

xmlrpc-epiのsimplestring.cの中のsimplestring_addn関数の整数符号エラーが、ヒープベースのバッファーオーバーフローや任意のコード実行に利用される可能性があります。

Debian 8「Jessie」では、この問題はバージョン0.54.2-1.1+deb8u1で修正されました。

xmlrpc-epi パッケージをアップグレードすることを推奨します。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるパッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2019/11/msg00029.html

https://packages.debian.org/source/jessie/xmlrpc-epi

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 131330

ファイル名: debian_DLA-2011.nasl

バージョン: 1.4

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2019/11/27

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 7.5

Temporal Score: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: Critical

Base Score: 9.8

Temporal Score: 8.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:libxmlrpc-epi-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libxmlrpc-epi0, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libxmlrpc-epi0-dbg, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2019/11/26

脆弱性公開日: 2016/7/25

参照情報

CVE: CVE-2016-6296