Debian DSA-4591-1 : cyrus-sasl2 - セキュリティ更新プログラム
high Nessus プラグイン ID 132347
Language:
概要
リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。説明
Stephan Zeisberg氏から、Simple Authentication and Security Layerを実装するライブラリcyrus-sasl2の_sasl_add_string()関数に、領域外書き込みの脆弱性があるという報告がありましたリモート攻撃者がこの問題を利用して、このライブラリを使用するアプリケーションでサービス拒否条件を発生させる可能性があります。
ソリューション
cyrus-sasl2 パッケージにアップグレードしてください。旧安定版（oldstable）ディストリビューション（stretch）では、この問題はバージョン2.1.27~101-g0780600+dfsg-3+deb9u1で修正されています。
安定版（stable）ディストリビューション（buster）では、この問題はバージョン2.1.27+dfsg-1+deb10u1で修正されています。
参考資料
https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=947043
https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/cyrus-sasl2
https://packages.debian.org/source/stretch/cyrus-sasl2
プラグインの詳細
深刻度: High
ID: 132347
ファイル名: debian_DSA-4591.nasl
バージョン: 1.4
タイプ: local
エージェント: unix
ファミリー: Debian Local Security Checks
公開日: 2019/12/23
更新日: 2024/4/2
サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 4.4
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 5
現状値: 3.9
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P
CVSS スコアのソース: CVE-2019-19906
CVSS v3
リスクファクター: High
基本値: 7.5
現状値: 6.7
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:cyrus-sasl2, cpe:/o:debian:debian_linux:10.0, cpe:/o:debian:debian_linux:9.0
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l
エクスプロイトが利用可能: true
エクスプロイトの容易さ: Exploits are available
パッチ公開日: 2019/12/20
脆弱性公開日: 2019/12/19
参照情報
CVE: CVE-2019-19906
DSA: 4591