Debian DLA-2062-1 : sa-eximセキュリティ更新プログラム

high Nessus プラグイン ID 132759

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

Exim用のSpamAssassinフィルターsa-eximにおいて、ユーザーがカスタムルールの実行を許可されている場合に、攻撃者が任意のコードを実行できることが判明しました。同じような問題がspamassassinで修正されました(CVE-2018-11805)。これにより、sa-eximでの機能回帰となりました。この更新により、spamassassinとsa-eximの間の互換性が復元されます。sa-eximのグレーリスト機能のセキュリティへの影響は、/usr/share/doc/sa-exim/README.raylisting.gzにも文書化されています。

Debian 8「Jessie」では、この問題はバージョン4.2.1-14+deb8u1で修正されました。

使用しているsa-eximパッケージをアップグレードすることをお勧めします。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるsa-eximパッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2020/01/msg00006.html

https://packages.debian.org/source/jessie/sa-exim

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 132759

ファイル名: debian_DLA-2062.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/1/10

更新日: 2024/4/1

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9

現状値: 6.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2019-19920

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:sa-exim, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/1/9

脆弱性公開日: 2019/12/22

参照情報

CVE: CVE-2019-19920