Debian DLA-2082-1 : unzip セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 133320

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

.zip ファイルの解凍プログラムunzip に問題が検出されました。パスワードで保護されたアーカイブの処理中に、ヒープベースのバッファーオーバーフローが発生する可能性があり、それによって攻撃者がサービス拒否攻撃を実行したり、場合によってはコードを実行したりする可能性がありました。

Debian 8「Jessie」では、この問題はバージョン6.0-16+deb8u6で修正されました。

unzip パッケージをアップグレードすることを推奨します。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受ける unzip パッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2020/01/msg00026.html

https://packages.debian.org/source/jessie/unzip

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 133320

ファイル名: debian_DLA-2082.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/1/30

更新日: 2024/3/28

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2018-1000035

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:unzip, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/1/28

脆弱性公開日: 2018/2/9

参照情報

CVE: CVE-2018-1000035