Debian DSA-4613-1 : libidn2 - セキュリティ更新プログラム

critical Nessus プラグイン ID 133416

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

国際化ドメイン名(IDN)用GNUライブラリlibidn2のidn2_to_ascii_4i()関数に、ヒープベースのバッファーオーバーフローの脆弱性が見つかりました。これにより、長いドメイン文字列を処理する際に、サービス拒否または任意コード実行が引き起こされる可能性がありました。

ソリューション

libidn2のパッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(buster)では、この問題はバージョン2.0.5-1+deb10u1で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=942895

https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/libidn2

https://www.debian.org/security/2020/dsa-4613

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 133416

ファイル名: debian_DSA-4613.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/2/3

更新日: 2024/3/28

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2019-18224

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:libidn2, cpe:/o:debian:debian_linux:10.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/2/1

脆弱性公開日: 2019/10/21

参照情報

CVE: CVE-2019-18224

DSA: 4613