Debian DSA-4619-1 : libxmlrpc3-java - セキュリティ更新プログラム

critical Nessus プラグイン ID 133534

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

Guillaume Teissier氏から、JavaのXML-RPC実装libxmlrpc3-javaのXMLRPCクライアントにおいて、XMLRPCエラー応答メッセージのfaultCause属性の中で、シリアライズされたサーバーサイド例外の逆シリアライズが実行されるという報告がありました。悪意のあるXMLRPCサーバーがこの欠陥を利用することにより、Apache XMLRPCクライアントライブラリを使用して、アプリケーションの権限で任意コードを実行する可能性があります。

サーバーサイド例外を取得することを想定しているクライアントは、enabledForExceptionsプロパティを明示的に設定する必要があります。

ソリューション

libxmlrpc3-javaのパッケージをアップグレードしてください。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(stretch)では、この問題はバージョン3.1.3-8+deb9u1で修正されています。

安定版(stable)ディストリビューション(buster)では、この問題はバージョン3.1.3-9+deb10u1で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=949089

http://www.nessus.org/u?5fb81123

https://packages.debian.org/source/stretch/libxmlrpc3-java

https://packages.debian.org/source/buster/libxmlrpc3-java

https://www.debian.org/security/2020/dsa-4619

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 133534

ファイル名: debian_DSA-4619.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/2/7

更新日: 2024/3/28

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2019-17570

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:libxmlrpc3-java, cpe:/o:debian:debian_linux:10.0, cpe:/o:debian:debian_linux:9.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/2/6

脆弱性公開日: 2020/1/23

参照情報

CVE: CVE-2019-17570

DSA: 4619