Debian DLA-2098-1 : ipmitoolセキュリティ更新プログラム

high Nessus プラグイン ID 133562

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

Christopher Ertl氏により、ipmitoolの複数の関数において、LANのリモート側から受信したデータを適切にチェックしていないために、バッファーオーバーフローが発生したり、ipmitool側でリモートコード実行が引き起こされたりする可能性があることが発見されました。

Debian 8「Jessie」では、この問題はバージョン1.8.14-4+deb8u1で修正されました。

使用しているipmitoolのパッケージをアップグレードすることをお勧めします。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるipmitoolパッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2020/02/msg00006.html

https://packages.debian.org/source/jessie/ipmitool

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 133562

ファイル名: debian_DLA-2098.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/2/10

更新日: 2024/3/27

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

Base Score: 6.5

Temporal Score: 5.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2020-5208

CVSS v3

リスクファクター: High

Base Score: 8.8

Temporal Score: 7.9

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:ipmitool, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/2/9

脆弱性公開日: 2020/2/5

参照情報

CVE: CVE-2020-5208