Debian DLA-2113-1 : cloud-initセキュリティ更新プログラム

medium Nessus プラグイン ID 133875

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

CVE-2020-8631

cloud-initにおいて、cloudinit/util.pyのrand_strでrandom.choice関数が呼び出されるため、ランダムなパスワードがMersenne Twisterに依存しており、攻撃者がパスワードを予測しやすくなります。

CVE-2020-8632

cloud-initにおいて、cloudinit/config/cc_set_passwords.pyのrand_user_passwordのpwlenデフォルト値が小さいため、攻撃者がパスワードを推測しやすくなります。

Debian 8「Jessie」では、これらの問題はバージョン0.7.6~bzr976-2+deb8u1で修正されました。

使用しているcloud-initのパッケージをアップグレードするようお勧めします。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるcloud-initパッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2020/02/msg00021.html

https://packages.debian.org/source/jessie/cloud-init

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 133875

ファイル名: debian_DLA-2113.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/2/24

更新日: 2024/3/26

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 2.1

現状値: 1.6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2020-8632

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.5

現状値: 4.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:cloud-init, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/2/21

脆弱性公開日: 2020/2/5

参照情報

CVE: CVE-2020-8631, CVE-2020-8632