Debian DLA-2115-2 : proftpd-dfsg回帰更新プログラム
high Nessus プラグイン ID 133876
Language:
概要
リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。説明
proftpd-dfsg FTPサーバーのメモリ解放後使用（Use After Free）の脆弱性に対する以前の修正に回帰があることが判明しました。メモリプール処理に元々含まれていた脆弱性をリモート攻撃者が悪用することにより、影響を受けるシステムで任意コードが実行される可能性がありました。しかし、proftpd-dfsgバージョン1.3.5e+r1.3.5-2+deb8u6でリリースされた修正魔プログラムには、ログフォーマットの処理に関する回帰がありました。
詳細については、次を参照してください:
https://github.com/proftpd/proftpd/issues/903
Debian 8「Jessie」では、この問題はproftpd-dfsgバージョン1.3.5e+r1.3.5-2+deb8u7で修正されました。
proftpd-dfsgパッケージをアップグレードすることを推奨します。
注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。
ソリューション
影響を受けるパッケージをアップグレードしてください。参考資料
https://github.com/proftpd/proftpd/issues/903
https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2020/03/msg00002.html
プラグインの詳細
深刻度: High
ID: 133876
ファイル名: debian_DLA-2115.nasl
バージョン: 1.6
タイプ: local
エージェント: unix
ファミリー: Debian Local Security Checks
公開日: 2020/2/24
更新日: 2024/3/26
サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 6.7
CVSS v2
リスクファクター: High
基本値: 9
現状値: 6.7
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:C/I:C/A:C
CVSS スコアのソース: CVE-2020-9273
CVSS v3
リスクファクター: High
基本値: 8.8
現状値: 7.7
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:proftpd-basic, p-cpe:/a:debian:debian_linux:proftpd-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:proftpd-doc, p-cpe:/a:debian:debian_linux:proftpd-mod-geoip, p-cpe:/a:debian:debian_linux:proftpd-mod-ldap, p-cpe:/a:debian:debian_linux:proftpd-mod-mysql, p-cpe:/a:debian:debian_linux:proftpd-mod-odbc, p-cpe:/a:debian:debian_linux:proftpd-mod-pgsql, p-cpe:/a:debian:debian_linux:proftpd-mod-sqlite, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l
エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available
パッチ公開日: 2020/3/2
脆弱性公開日: 2020/2/20
参照情報
CVE: CVE-2020-9273