Debian DLA-2119-1 : python-pysaml2セキュリティ更新プログラム

high Nessus プラグイン ID 134092

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

WSGI環境で使用されるSAMLのPython実装pysaml2は、XML署名ラッピング攻撃に対して脆弱であり、署名認証の回避を引き起こす可能性があることが判明しました。

Debian 8「Jessie」では、この問題はバージョン2.0.0-1+deb8u3で修正されました。

使用しているpython-pysaml2のパッケージをアップグレードするようお勧めします。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるpython-pysaml2、およびpython-pysaml2-docのパッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2020/02/msg00025.html

https://packages.debian.org/source/jessie/python-pysaml2

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 134092

ファイル名: debian_DLA-2119.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/2/27

更新日: 2024/3/25

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:P/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2020-5390

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:python-pysaml2, p-cpe:/a:debian:debian_linux:python-pysaml2-doc, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/2/26

脆弱性公開日: 2020/1/13

参照情報

CVE: CVE-2020-5390