Debian DSA-4634-1 : opensmtpd - セキュリティ更新プログラム

critical Nessus プラグイン ID 134094

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

Qualysにより、OpenSMTPD SMTPサーバーで実行されるSMTPコマンドの検証が不十分であるため、ローカル権限昇格や任意コード実行が引き起こされる可能性があることが発見されました。

ソリューション

opensmtpdのパッケージをアップグレードしてください。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(stretch)では、この問題はバージョン6.0.2p1-2+deb9u3で修正されています。

安定版(stable)ディストリビューション(buster)では、この問題はバージョン6.0.3p1-5+deb10u4で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=952453

https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/opensmtpd

https://www.debian.org/security/2020/dsa-4634

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 134094

ファイル名: debian_DSA-4634.nasl

バージョン: 1.4

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/2/27

更新日: 2024/3/25

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.4

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 8.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2020-8794

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 9.1

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:F/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:opensmtpd, cpe:/o:debian:debian_linux:10.0, cpe:/o:debian:debian_linux:9.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/2/26

脆弱性公開日: 2020/2/25

エクスプロイト可能

Metasploit (OpenSMTPD OOB Read Local Privilege Escalation)

参照情報

CVE: CVE-2020-8794

DSA: 4634