Debian DSA-4635-1 : proftpd-dfsg - セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 134095

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

Antonio Morales氏により、強力なモジュラーFTP/SFTP/FTPSサーバーProFTPDのメモリプールアロケーターにメモリ解放後使用(Use After Free)の欠陥が発見されました。
実行中のデータ転送を中断すると、ProFTPDメモリプールが破損し、サービス拒否や任意コード実行が引き起こされる可能性があります。

ソリューション

proftpd-dfsg パッケージをアップグレードしてください。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(stretch)では、この問題はバージョン1.3.5b-4+deb9u4で修正されています。

安定版(stable)ディストリビューション(buster)では、この問題はバージョン1.3.6-4+deb10u4で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=951800

http://www.nessus.org/u?a98522a3

https://packages.debian.org/source/stretch/proftpd-dfsg

https://packages.debian.org/source/buster/proftpd-dfsg

https://www.debian.org/security/2020/dsa-4635

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 134095

ファイル名: debian_DSA-4635.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/2/27

更新日: 2024/5/20

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9

現状値: 7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2020-9273

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.9

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:debian:debian_linux:10.0, p-cpe:/a:debian:debian_linux:proftpd-dfsg, cpe:/o:debian:debian_linux:9.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/2/26

脆弱性公開日: 2020/2/20

参照情報

CVE: CVE-2020-9273

DSA: 4635