Debian DLA-2148-1 : amd64-microcode セキュリティ更新 (Spectre)

medium Nessus プラグイン ID 134766

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

投機的実行と間接分岐予測を利用するマイクロプロセッサを搭載したシステムにおいて、ローカルユーザーのアクセス権を付与された攻撃者に、サイドチャネル分析を介して情報を不正に漏えいする可能性があることが判明しました(Spectre v2)。Linuxカーネル、Intelマイクロコードなどで複数の修正が既に実施されました。この修正により、amd-microcode-based IBPBのサポートが追加されています。

Debian 8 'Jessie'では、この問題はバージョン3.20181128.1~deb8u1で修正されました。

お使いのamd64-microcodeパッケージをアップグレードすることを推奨します。

注:Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをDLAセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるamd64-microcodeパッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2020/03/msg00025.html

https://packages.debian.org/source/jessie/amd64-microcode

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 134766

ファイル名: debian_DLA-2148.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/3/23

更新日: 2024/3/21

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.6

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 1.9

現状値: 1.7

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2017-5715

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.6

現状値: 5.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:H/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:N/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:H/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:debian:debian_linux:8.0, p-cpe:/a:debian:debian_linux:amd64-microcode

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/3/20

脆弱性公開日: 2018/1/4

参照情報

CVE: CVE-2017-5715