Outlook用のセキュリティ更新プログラム(2020年4月)

high Nessus プラグイン ID 135478

概要

リモートホストにインストールされているMicrosoft Outlookアプリケーションに、セキュリティ更新プログラムがありません。

説明

リモートホストにインストールされているMicrosoft Outlookアプリケーションに、セキュリティ更新プログラムが適用されていません。したがって、以下の脆弱性の影響を受けます。

- Microsoft Officeが任意のタイプライブラリを不適切に読み込む場合に、リモートコード実行の脆弱性があります。さらに、攻撃者が完全なユーザー権限でプログラムをインストールし、
データの表示・変更・削除、または新規アカウントの作成を実行する可能性があります。システムで、より制限的なユーザー権限が設定されたアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で操作を行うユーザーよりも、受ける影響が少なくなる可能性があります。(CVE-2020-0760)

ソリューション

Microsoftはこの問題を解決するために、以下のセキュリティ更新プログラムをリリースしています。
-KB4484281
-KB4484274
-KB4484284

Office 365、Office 2016 C2R、Office 2019の場合は、自動更新が有効になっていることを確認するか、任意のOfficeアプリを開いて手動で更新を実行します。

参考資料

http://www.nessus.org/u?ba5cb75e

http://www.nessus.org/u?eafe3818

http://www.nessus.org/u?5cbac8d2

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 135478

ファイル名: smb_nt_ms20_apr_outlook.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2020/4/14

更新日: 2020/7/17

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2020-0760

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:outlook

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/4/14

脆弱性公開日: 2020/4/14

参照情報

CVE: CVE-2020-0760

IAVA: 2020-A-0152-S

MSFT: MS20-4484274, MS20-4484281, MS20-4484284

MSKB: 4484274, 4484281, 4484284