Microsoft Visio製品用のセキュリティ更新プログラム(2020年4月)

high Nessus プラグイン ID 135480

概要

Microsoft Visio製品は、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

Microsoft Visio製品に、セキュリティ更新プログラムが適用されていません。したがって、リモートコード実行の脆弱性の影響を受けます。Microsoft Officeが任意のタイプライブラリを不適切に読み込む場合に、この脆弱性が存在します。攻撃者が、完全なユーザー権限で、プログラムのインストール、データの表示・変更・削除、または新規アカウントの作成を実行する可能性があります。システムで、より制限的なユーザー権限が設定されたアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で操作を行うユーザーよりも、受ける影響が少なくなる可能性があります。

ソリューション

Microsoftはこの問題を解決するために、以下のセキュリティ更新プログラムをリリースしています。
-KB4462225
-KB4464544
-KB4484244

Office 365、Office 2016 C2R、Office 2019の場合は、自動更新が有効になっていることを確認するか、任意のOfficeアプリを開いて手動で更新を実行します。

参考資料

http://www.nessus.org/u?f12154af

http://www.nessus.org/u?b0f860bd

http://www.nessus.org/u?d44cadfa

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 135480

ファイル名: smb_nt_ms20_apr_visio.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2020/4/14

更新日: 2022/6/10

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2020-0760

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:visio

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/4/14

脆弱性公開日: 2020/4/14

参照情報

CVE: CVE-2020-0760

MSFT: MS20-4462225, MS20-4464544, MS20-4484244

MSKB: 4462225, 4464544, 4484244