Debian DLA-2207-1: libntlmセキュリティ更新

critical Nessus プラグイン ID 136429

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

細工されたNTLMリクエストのsmbutil.cのbuildSmbNtlmAuthRequestにおけるスタックベースのバッファオーバーリードにより実証されているように、1.5までのlibntlmは、tSmbNtlmAuthRequest、tSmbNtlmAuthChallenge、およびtSmbNtlmAuthResponseの読み取り/書き込み操作において固定されたバッファサイズに依存することが検出されました。

Debian 8「Jessie」では、この問題はバージョン1.4-3+deb8u1で修正されました。

お使いのlibntlmパッケージをアップグレードすることを推奨します。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるlibntlm0およびlibntlm0-devパッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2020/05/msg00010.html

https://packages.debian.org/source/jessie/libntlm

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 136429

ファイル名: debian_DLA-2207.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/5/11

更新日: 2024/3/13

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2019-17455

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:libntlm0, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libntlm0-dev, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/5/10

脆弱性公開日: 2019/10/10

参照情報

CVE: CVE-2019-17455